ハグロイトトンボが休んでいました。時々4枚の翅をひらひらと開く動作がきれいです。早朝からの観察で、アジアイトトンボ、キイトトンボは羽化の全てを、マユタテアカネは羽化後の殻にしがみついている姿を観ました。少し歩くと草原から涌き出すように羽化直後個体のトンボたちが、沢山舞い上がりました。
LUMIX G2 + G VARIO 1:4-5.6 / 45-200 & Sony DSC-H10
丘陵西部を散策し、黄昏飛行その後について調べました。多数の羽化直後の個体を確認できたので、できれば早朝の観察の必要を感じました。またわずかの疑問が残り同定出来ない個体も、いくつかのヒントが得られました。
Pentax K7 + Lumix G1 + Sony DSC-H10
草むらの中にきれいな翅を見つけました。ミヤマアカネ / 2010年7月8日
雨が降る日が多かった1週間ですが、今日はきれいな夕日が見えそうな夕暮れでした。
PENTAXの「D FA MACRO 100mmF2.8 WR」をK-7に取り付けて、夕暮れの撮影散策でした。
草むらの中にきれいな翅を見つけました。ミヤマアカネ / 2010年7月5日
狭山丘陵の丘陵のこの湿地には、今日もたくさんのトンボが羽化したようです。昨日は雨だったので、雨があがるのをトンボたちは待っていたのでしょう。
私は昨日、手にした、PENTAXの「D FA MACRO 100mmF2.8 WR」をK-7に取り付けての、お昼休みの撮影散策でした。
観察地のハシゴです。入間郡の北から、懐かしい狭山丘陵に戻ってくるコースをつくりました。多数のニホンアマガエルが花のように咲いている木々の葉を見ました。天気の予報は曇りから雨・・・夕方の土砂降りまで、新種も観ながらの良い観察になりました。しかも大気光学現象「虹」のおまけまでついてきました。
Pentax K7 + TAMRON SP 70-200 F2.8 & Sony DSC-H10
丘陵の観察ストックも貯まり本報告以外にも2種のトンボが控えています。しかしこの自作レポートが旬なのです。Nikon AF NIKKOR 28-80mm 1:3.5-5.6G の前群を外してみました。この種の改造レンズの先駆的な存在です。そのままでもワーキングディスタンスが長くとれ使用しやすいMACROレンズになりました。Nikon のイメージカラーは黄色です。ここ重要です。
ワタシカラノキョリ製作所-MACRO NIKKOR 28-80 G + Nikon D100 etc
葉緑体を持たず光合成をしないけれど、花を咲かせ種子をつくる不思議な植物が満開です。記述の仕方では「「葉緑体を持てず」「光合成が出来ず」と書けますが、進化の過程で寄生して栄養をとることを選択した何かがあるのでしょう・・・光合成が出来ないのではなく、しない植物なのです。
私たちも自分で栄養をつくらないので、栽培したり育てたり、狩りをした命を食べて生きていきます。
Sony DHC-H10 & Pentax K7 + TAMRON SP 70-200 F2.8
羽化したてのショウジョウトンボ。全身がゴールド / 2010年6月12日
関東地方は来週から梅雨入りするようです。今日は雨の心配がなく、気温も高くなりそうです。狭山丘陵でどれだけの種類のトンボが観察できるか楽しみでした。今日の結果を先に書きますと、12種類のトンボを観察することができました。イトトンボの分類は難しいので、実はもっと多かったのかもしれません。