2009年10月19日:里山民家、岸たんぼ@東京都武蔵村山市
今日は大きな発見がありました。
外仕事の昼休みに、里山民家、岸田んぼに寄ったのですが、岸田んぼの奥のドーナツ型の沼で、今までみたことがないくらい大きな「オオアオイトトンボ」を数匹見つけたのです。
今まで「オオアオイトトンボ」と思っていたトンボは「アオイトトンボ」なのでした。
トンボの背面にはすぐ沼があります。縄張りに入ってきた、自分より大きなアカトンボたちを追い払いました。これも「アオイトトンボ」には見られなかったことでした。
ときおり吹く風にせいか、トンボはワイパーのように眼を拭いていました。それとも、私に写真を撮らないようにとの仕草なのかもしれません。(最近、娘にもそうされていますので...)
強い風が吹きました。つかまっている茎を6本の脚でつかんでいるだけでなく、左右のあごでも強くくわえています。噛まれたら痛そうです。私の新発見でしたが、検索してみると、「指を噛まれて痛い思いをした」というブログをいくつも見つけました。
トンボの背筋運動でしょうか。繁殖姿勢とは反対側への動きですので、不思議です。腹部先端がカギ状に、ローマ字の C のようになっていますので、オスですね。こちらは当麻さん撮影の、トンボの腹筋運動の様子です。
何回かここを離れて飛んでいっても、また同じ場所に戻ってきます。見晴らしのいいこの場所で、沼の水面の自分の縄張りに、メスが飛んでくるのを待っているのでしょう。トンボは背中の方向の方がよく見えるのでしょうか?
暖かい日中でしたが、岸田んぼの上を舞うアキアカネもそう多くはなく、トンボの季節ももう終わりです。あれだけいたトンボたちは、どこにいったのでしょう。最後を見届けたいと思うのですが。
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