大瀧雅寛

真っ赤なトンボの逆立ち - さいたま緑の森博物館

2009年8月17日 | 大瀧雅寛 | Comment0

さいたま緑の森博物館のトンボ

トンボの撮影は本当に楽しいものです。今日も当麻さんと一緒に、さいたま緑の森博物館の西久保湿地に行きました。

同じ湿地なのに日にちが違うと、違うトンボと出会いました。

午後1過ぎに到着するとすぐに、全身真っ赤な「ショウジョウトンボ」が飛んで来ました。

気に入った場所を見つけると、逆立ちを始めました。

2009年8月16日:さいたま緑の森博物館@埼玉県入間市


トンボの撮影は今日が2回目です。すべて、カメラ:K-7( 絞り優先AE、AWB、雅 )、今回は70-300mmの望遠レンズを持ってきました。三脚は使わず、すべて手持ちで撮影しました。

さいたま緑の森博物館のトンボ

「ショウジョウトンボ」@西久保湿地。この逆立ちは、「オベリスク姿勢」と言って暑さを凌ぐためなのだそうです。太陽の方向に尾っぽを向けて、極力、日に当たる面積を小さくしているようでした。

偶然なのかもしれませんが、数時間後、太陽の向きに合わせてか、留まる場所を変えていました。腹部を風に当て冷やすくするためです。

名前の由来ですが、「ショウジョウ」とは「猩猩」と書き、大酒家や赤いものを指す「赤」の代名詞として、生物の名前によく使われるそうです。

さいたま緑の森博物館のトンボ

このトンボは、「 シオカラトンボ」とは違うようです。名前がわかりません。

湿地の脇を流れる、草や木の枝が覆い被さっている小川の上を、蝶のようにひらひらと舞うように羽ばたく、不思議なトンボを見つけました。

さいたま緑の森博物館のトンボ

「ハグロトンボ」@西久保湿地。体は、細い棒のようで、青や緑の光沢があってとてもきれいです。羽はやや透き通っていますが、真っ黒です。

さいたま緑の森博物館のトンボ

「ハグロトンボ」@西久保湿地。他のトンボのように素早く飛翔したりホバリングできない様子。捕まえようと思ったら、網がなくても捕まえられそうです。

そのためか、警戒心が強く、近づくとすぐに、小川に沿って飛んで行ってしまいました。トンボの種類によって、湿地や小川など好みの場所があるようです。

トンボの撮影のコツがわかってきました。レンズを近づけるとトンボは逃げてしまうのですが、割と高い確率で同じ場所に戻ってきます。

昨日は、図書館に行って、とんぼの本をたくさん読んできました。ブログに書くという目的があると、色々調べたくなるものですね。トンボの撮影は秋にもできるのでしょうか。

さいたま緑の森博物館の散策ルート緑の森の生き物たち

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