当麻喜明

冬の田んぼとカタリナ彗星

2015年12月21日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2015.12.19 ao no ao

田んぼから彗星とは、足元から宇宙までですね。特に19日は早朝に彗星観望のあと、4時間後には田んぼのあぜの霜柱の上を歩いていました。彗星を探査機が調べるようになって、「汚れた雪だるま」の例えも定着しました。

Pentax K5Ⅱs + BITRAN BJ-30C


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田んぼに張った氷が、ダース・ベーダーの顔に見えました。


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氷に残されたアライグマの足跡。ザリガニを見付けに来たらしい。
ヒトのように指が分かれ、長いのが特徴です。


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まもなく冬至。お昼でも、落ちる影はこんなに長い。


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菩提樹池は青く見えないことが多い。微細な土の粒子が原因らしい
ですが、この日は微妙な色彩に富んだ表情を見せました。


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まだ水量は保ち、水の落ちる音が林に流れていました。


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18日、5h44mに撮したカタリナ彗星の一コマにアングルジャック
の人工衛星。調べると1985年7月に、ロシア・プレセツク宇宙基地
打ち上げのCOSMOS1666でした。円に近い550キロの極軌道です。
地球観測衛星か軍事衛星か・・・


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18日5h45mのカタリナ彗星(C/2013 US10)。コントラストを
ぎりぎり上げても見難くならないように、モノクロ反転画像も
つくりました。


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翌日から使う冷却CCDカメラの、久しぶりのライトイン。
M1、M35、M45(プレアデス星団)1枚撮り。


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20日のカタリナ彗星。BITRAN BJ-30C で撮影。


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20日の画像に、19日の画像を比較明で合成。カタリナ彗星は
アリゾナ大学「地球近傍天体捜査」カタリナ・スカイ・サーベイ
によって発見されました。本来は地球に接近する天体捜査が目的
ですが、彗星も見付けます。世界で観測している3プロジェクトの
ひとつです。


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再び冬の森の散策。ウサギ型の虫に会いました。


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空気抵抗の少ない、ソーラーカーみたいな蓑虫にも会いました。
かっこいい流線型です。


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二点型のナミテントウとシロスジショウジョウグモ。よく見ると、
黒地にオレンジと、オレンジ地に黒という似た者同士です。


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19日の穏やかな天候で、日向ぼっこのムラサキシジミ。


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この日も奥狭山丘陵を探検しました。


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