当麻喜明

校内のフユシャクーシロオビフユシャク

2014年12月29日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2014.12.24 nanika no yokan

去年12月26日に、ここでシロオビフユシャクの産卵を観察しました。今年もそんなことがあるかなあ、そして24日が始まりました。8時30分、何となく大気光学現象が現れそうな空でした。
さて・・・

FUJIFILM X-E1 & Pentax K3 & OLYMPUS OM-D E-M5


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まさか・・・


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発見は24日、観察は主に25日に行いました。
今年もシロオビフユシャクが来てくれた(?)のです。


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こんなところにも、


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別個体のシロオビフユシャクがいました。念のために・・・
これは「蛾」の♀なんです。


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そして、こっちには・・・


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♂のシロオビフユシャクが2頭、壁に上下にとまっていました。


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去年も考えたのですが、このフユシャクたちが育ったのは、この
桜だと思います。見つけたのは上の白い壁ですから、特に飛べない
♀にとって、ずいぶん長い旅だったでしょう。


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そして、この桜をじっくり見ていたら・・・


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いるじゃありませんか、今度はチャバネフユエダシャクの♀が。
校内で♀を見つけたのは初めてです。


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25日、11時30分、パトロールに出てみたら、


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産卵が、開始されていました。


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左に右に、また左にと、産卵しながら白い毛束を付けていきます。


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丸く見えるのは、薄い茶色い卵でしょうか。


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ごく普通の、いつもは注目していない風景ですが、毎年この時期に
なると、命のサイクルを感じさせてくれる、頼もしい風景です。

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