去年12月26日に、ここでシロオビフユシャクの産卵を観察しました。今年もそんなことがあるかなあ、そして24日が始まりました。8時30分、何となく大気光学現象が現れそうな空でした。
さて・・・
FUJIFILM X-E1 & Pentax K3 & OLYMPUS OM-D E-M5
まさか・・・
発見は24日、観察は主に25日に行いました。
今年もシロオビフユシャクが来てくれた(?)のです。
こんなところにも、
別個体のシロオビフユシャクがいました。念のために・・・
これは「蛾」の♀なんです。
そして、こっちには・・・
♂のシロオビフユシャクが2頭、壁に上下にとまっていました。
去年も考えたのですが、このフユシャクたちが育ったのは、この
桜だと思います。見つけたのは上の白い壁ですから、特に飛べない
♀にとって、ずいぶん長い旅だったでしょう。
そして、この桜をじっくり見ていたら・・・
いるじゃありませんか、今度はチャバネフユエダシャクの♀が。
校内で♀を見つけたのは初めてです。
25日、11時30分、パトロールに出てみたら、
産卵が、開始されていました。
左に右に、また左にと、産卵しながら白い毛束を付けていきます。
丸く見えるのは、薄い茶色い卵でしょうか。
ごく普通の、いつもは注目していない風景ですが、毎年この時期に
なると、命のサイクルを感じさせてくれる、頼もしい風景です。
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