当麻喜明

コロボックルのいる谷戸

2011年12月27日 | 当麻喜明 | Comment[2]

001.JPG 2011.12.25 kaya kana momi kana

カヤかモミの実だろうか、食べ忘れて、角が丸くなった金平糖のような実が付いていました。今日は久しぶりに湖から森に散策の足を延ばしてみました。水平線の湾曲した広角画像は、CマウントのTVレンズを Pentax Q に付けて撮したものです。

Pentax K5 + SIGMA 70-200mm 1:2.8 APO & Pentax Q + Canon TV LENS PHF 3.5mm 1:1.6


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X'mas の静かな森。


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フユシャクの♀を探していたら、今シーズン初のルリビタキ。
60mm Macro だったのでやっとの切り出し。

去年なら鳥用レンズを付けて歩いていた森なのに、
今年はまだ虫探しをしています。


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湖面にでたら、カンムリカイツブリは遠くに、近くには
ホオジロガモのペアが潜ったり浮かんだり。
メスのなだらかな頭部が新鮮でした。


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オオタカが飛び、

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ここもゆったりした時間が流れる、至福の場所。


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新しいアイテム、保温蓋のついたマグカップ。
パソコンモニターの前よりずっといいなあ。


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カタカナの「オウ」型雲がわかりますか?


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左に層雲、右に積雲。


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内緒ですが、実は私たちは太陽の公転面に対して、こんな姿勢で立っています。


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谷戸の入口。


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コロボックスが待っていました。


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冬芽や葉痕はしばし面白く、観察会のスターになることもあります。
このコロボックス達も、冬の服装でぬいぐるみのようでした。

このコラムが、早く書き上がったのは、事前に画像を確認してくれた
いつもの観察仲間さんがクサギと教えてくれたからです。

クサギの葉は揉み込むと臭いと言うし、集まるクサギカメムシも
最高の匂いを披露してくれます。

しかしこんな妖精のような冬芽を付けているとは・・・
冬でも森は笑っているのですね!!


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子供のコロボックスに、

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老人のコロボックス。


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ちょっと折って、部屋に飾ろうと思ったら、
「ぼくは、ここに居たいんだ。この森がお家(おうち)なんだ」
と言われたようでした。

冬支度のクサギの芽は、
「必ずまた来てね!待ってるから。」
と言っているようでした。

Comments [2]

No.1

寒いのにみんな笑っているようですね。コロボックルかわいい!
ルリビタキ、ため息の出る美しさですね。

クサギの花も星形で面白いんじゃが、冬芽もええじゃろう。
自然を歩いておると、夏でも冬でもシーズンオフがないんじゃよ。
本当はコロボックルなんじゃが、「コロボックス」と書かれておるのは、戸隠のペンションの名前なんじゃそうだよ。

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