今年もあと一週間ほどで暮れる頃となりました。2011年は記憶に留めなければいけない沢山の出来事がありました。来年は「11」という数字を希望の数字に変えなければいけません。あれ以来、空を眺める人が増えたといいます。雲の高度を考えると、場合によっては一期一会。数㎞離れると違った風景と、違った方向に見えるからです。
Pentax K5 & Pentax Q
12月18日、この日の朝とても淡いですが幻日が現れました。
8h30mの澄んだ空気と美味しい「幻日」に満足、満足。
9h20m、太陽を隠していた層積雲(?)。静かに東に流れていきました。
青空に氷の筆で線を描いた、くっきりした境界線が見事でした。
その境目は、どんな景色なのでしょう。
風がどんなに流れているかわかるでしょうか。
空を見ていると、発見があるものです。
こちらから見えるものが、すべてあちらから見えるとは限りませんが、
なんか空を見ている時間は、つながった感じでホッとします。
空の飛行機新道。
ソウルや北京、モスクワやフランクフルトに続く航路を教えてくれる飛行機雲。
飛行機の翼がつくる後方の乱気流で、風が上向きで雲が出来、
下向きで消える・・・波打っている透明な大気の姿が見える!
鋭かった雲と青空の境界線が、にわかにざわめいてきました。
サッサッサッ、と音がする・・・
層積雲の端っこが。助骨雲に変わっていくようです。
(雲の10分類から、さらに細かく分けていく・・・)
想像は楽しい。
大韓航空機は、よく見る航空機のひとつです。
このあたりで一番見かけるのは自衛隊機。
尾翼の前にフラップを開き、空気の摩擦を利用したエアーブレーキ。
こんな気流を変える部品から、雲が出来ることもあります。
12月19日、条件の良い国際宇宙ステーション(ISS)の飛行も
今年のラストチャンスになってしまいました。
遠慮した雲がひとつも無い、昼の色が残る空でした。
Comments [7]
No.1上松さん
雲はすぐ消えてしまうけど心に残ります。時間を大事にしていきたいと思いました。
No.2上松さん
空ってなんだか不思議ですね。面白いです
tomaさんから 上松さんへの返信
一期一会という言葉も「雲」にピッタリですね。「雲をつかむような話」とか、なんだかわからないことを「雲」に喩えることが多いですが、そのわからなくて不思議なところが面白いですね。雲はすぐ消えますが、露点以下に気温が下がれば、すぐ復活します。そして形が変化します。生き物のようなところも面白いと思いませんか?
No.4蒼い向日葵さん
冒頭の文を読んで、私も空を見上げることが多くなった気がする...、と思いました。私はこの頃、哀しい時なんかに、よく空を見ます。“上を向いて歩こう”…まさにその通りです。
私はよく、遠い空の向こうにいるある人のことを思ったりしますが、その時、空は思わぬプレゼントを贈ってくれたりします。
その後温かい気持ちにさせてくれる空が、私は大好きです。今日はどんな贈り物を、くれるのかなぁ…。
tomaさんから 蒼い向日葵さんへの返信
イブの夜、日本海側は「断続的な雪」のようです。クリスマス寒波とさかんに天気予報で言っています。こちらも昨日は、この冬一番の寒さだった感じです。
空を飛べたら、何処にでも一直線に移動できます。「誰かを助けたい」「何処かへ行きたい」そう思いながら空を見るときは、自分が乗れそうな雲が出ているといいですね。今日の朝は、ぷかぷか積雲が浮いていました。
No.6静谷 光一郎ではないさん
空はきれいだー雲はうつくしい このブログから学びました。 戦闘機とかかっこいい
tomaさんから 静谷 光一郎ではないさんへの返信
コメントありがとう!これからまた新しいコラムで雲の美しさを伝えたいと思います。空は誰にも平等に美しさを伝えてくれます。昨日は狭山湖に行ったのですが、全くの快晴でした!本当は「良い」天気と言うべきでしょうが、少しは雲があった方が安心感があると思いませんか?
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