昨年最後のトンボ記録を探ってみました。毎日観察を続けてはいないので個人的なものですが、丘陵北西部で12月10日というものがありました。その後も見つかるのではと期待していましたが、私にとってのトンボ・ラスト記録は、10日でした。暖かい日の午後でした。
SMC PENTAX-FA 1:2.8 100mm MACRO + Pentax K5
アキアカネと思われる個体が数頭飛んでいました。
落ち葉の上の枝のようです。
こちらはコノシメトンボ、翅の端はボロボロになっています。
トンボの人生を語れる部分が翅のようです。
この日はどんな一日だったでしょう・・・
小さな池にホトケドジョウがいました。身体をくねらせ一匹が・・・
ではなくて2匹がつながっているんです。
じっくり考えると不思議な落ち葉です。池の底に落ちた影が「変身」しています。
水面を、落ち葉の葉脈の先端がギザギザに押すので、水面が表面張力で
わん曲します。すると光りの屈折の仕方が変わり、
底には葡萄のような不思議な影が落ちます。
こんな穏やかな日は鳥たちも活発です。
モズが枝に来ました。
高いところから偵察をしています。
エナガ、コゲラ次々と発見できました。低い藪(やぶ)から複雑な声がしたら
ガビチョウの可能性大です。
ツマグロギンバエも沢山の花粉を運んでいました。
去年最後のトンボ記録だった日、面白いものを見付けました。
どう見ても冬に咲く花に見えます。
これはクサギです。星のようなクサギの開花後の額です。
白い花がつくった実を落とした後、紅色の額が花びらのように開くのです。
去年の赤とんぼたちも最後の開花を見せた後、今頃は永遠という天空を
星になって自由に飛行しているのでしょう。
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