当麻喜明

ノスリ飛ぶ、カラス追う-狭山湖からトトロの森へ

2010年12月15日 | 当麻喜明 | Comment0

 紅葉した先のノスリ/12.5 

木の葉が落ちた雑木林は急に空が拡がったようです。枝先に透けて見えたタカはノスリの様でした。空だけでなく、足下も明るくなりました。夏は強烈な日差しに「ひとみ」「虹彩」が閉じて、葉の多い林内は暗く感じます。冬はもともと低い南中高度の太陽ですから、明暗差のコントラストが優しく感じるのかもしれません。

TeleVue Pronto + smc PENTAX-DA18-135mmF3.5-5.6ED
AL[IF]DC WR & Pentax K5


 

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カラスはいつだってこんな感じだ。視界にタカが映ると追いかける。
追いつくと、逆襲される。

勝ったつもりでも、手負いの傷を負ってしまうこともある・・・


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その後どうなったのか・・・

雑木林の向こうの空の出来事を、丘陵の林は教えてくれなかった。


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足の黒いチュウサギの飛行。


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堰堤にタヒバリ。


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サービス精神旺盛なのか、食欲旺盛なのか、いつもダイビングを見せてくれます。
このカイツブリもそうでしたが、

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今日はカイツブリに変わって、キンクロハジロが・・・


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見せてくれたダイビング。


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帰り際、寄った林で見付けたカメムシ。


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身体全体に篆刻模様、腹部は上から見たら円形にも見える膨らみよう。
いつもの検索サイトでは種名の決め手がありませんでした。

-その後-

「不思議見付けた」さんのブログでヘラクヌギカメムシらしいことがわかりました。
同好のかたの観察記録にはいつも助けられています。

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葉の落ちた池の水面近くに、不思議な自然の造形が見つかりました。
これはコジャノメのサナギの跡のようです。
不思議なカタチ。

足下から空の上まで楽しめた、小春日和の観察散歩でした。

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