当麻喜明

春二番-自然観察事務所の仕事

2013年3月27日 | 当麻喜明 | Comment[4]

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春の観察は初の遠征をしました。会えるか会えぬかわからぬけれど「空飛ぶ大根」を見に行きました。相手は生き物ですから都合があります。私たちはただただ待ちます。無数のカメラのずっと先に私たちは陣取りました。

Olympus OM-D E-M5 & Ricoh GRDⅣ


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観察事務所の4人は、少し前ならここに来て、すぐにコマを回し、
竹馬に乗っていたのに今日はどこにいるだろう。


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たいへん行儀良く座っている。そして食べている。


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この観察路の右側には小川がある。カワモズクの生息する小川の水温は
まだ低く、藻の気配はなかった。

左側はかつて事務所員が落ちたことのある水場です。


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クリックで拡大。

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遠征先のここはどうだろう。春爛漫(はるらんまん)。


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世には鉄塔ファンもいるらしい。鉄塔の左14h00mの空に小さな太陽が。


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これは何でしょう?

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答えはヒバリ。


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これは何でしょう。

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ヒトです。


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15h52mの太陽。4人の事務所員ははじめ自然の話題、やがて新しい生活のこと
スポーツのこと・・・なにしろ14h00mからずっと待っているのだ。


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その瞬間は16h45mに突然やって来ました。


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ふわーふわーっと2羽(3羽?)やって来たのです。


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送電線に融けた音符のようなコミミズク。


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コミミズクが飛べるという事実は、ずんぐりしたクマバチが飛べるという
事実ほどに不思議だ。航空力学を駆使した新鋭機を、あっさり無欲な大根が
追い抜いた感じです。根性があれば何でも出来ると教えられた気がします。


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あまり良い写真が撮せなかったので、合成などをしてみました。
タッチダウンするも獲物は得られなかったようです。


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コミミズクが数回飛行したあとの、17h00mの太陽。


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自然観察事務所は、今後も解散しないことになりました。自然探索は面白く、
ここから学べる事柄の、まだほんの一部しか学び取っていないからです。


Comments [4]

No.1

 こんにちは この間の自然観察は、あっという間にFinish!! しちゃいました。そして…先生と居る時は、トイレまで観察ルームになりますね(笑)
今回は、コミミズクの観察ということで森の中だと思っていたら、土手の所だったのでビックリしました。必ずしも森の中に居る訳じゃないんですね。
 これからもよろしくお願いします。 それでは、失礼します!!

もうあの観察会から一週間がたつのですから早いものですね!
ヤママユの繭や四つ葉のクローバーなどの発見ご苦労様でした。
コミミズク飛んでくれて「ホッ!」としたんですよ。
ぜひ見てもらいたかったので。

4月からも忙しくなるでしょうが、時間をつくって、
また歩きましょうね!

No.3

コミミズクが首を回しながら飛んでいるのが分かる写真がありました。そのうちの1枚でちょうどこちらをみていた(カメラ目線)のものを掲示板に載せます。

素晴らしい!!!
このコラムは、私の文と動画部長の3枚の画像で完成しました。
ビデオカメラのピントの精度は高いですね。しかも原画は
「動いている」わけなんですから記録ツールとして最適です。

自然観察事務所に「映画部」があってもいいですね。
編集したら立派な科学映画になりますよ。


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