当麻喜明

続・コウモリの観察

2017年8月29日 | 当麻喜明 | Comment0

IMGP4958a.jpg 2017.8.25 19:00 tasogare

続けている、音と姿のコウモリ観察の記録です。バットディテクターの入手が遅かったので、思いもかけぬ壁に当たりました。観察できる薄明時間が、ぐんぐん短くなっているのです。

Pentax K-3 + PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited


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アブラコウモリの飛行を、目視しながら撮影出来る時間は
最近だと、30分くらいです。


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近くを飛行するコウモリは、焦点深度が浅くなります。さらに
上空だと、視界の狭い望遠レンズでの撮影が必要です。

この画像はAPS-Cで35mmレンズを使っています。
ストロボ光が、薄い飛行のための皮を透かして、骨格構造が
わかる写真になりました。皮から飛び出した爪のような部分は
「親指」になります。


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(アブラ)コウモリは珍しい動物なのでしょうか・・・


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コウモリの仲間(翼手目)は、ほ乳類全体の1/4ほどの仲間の
存在が知られています。


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日本のコウモリの住み家は、建物や植物の中の方が、洞窟のような
場所よりも多いです。以外や、身近な野生動物です。

パラソルのことを、一時期「コウモリ傘」と呼んでいた時期も
あるくらい身近だったのですからね!


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素早いターンや急降下が可能なコウモリ。翼が、私たちでも器用に
使える指が進化したもので、航空機なら尾翼に相当する部分を、
尾と後脚によって機能させています。


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短くなった薄明時間ですが、なんとか「コウモリはどこから
来るのか」を探りたいです。そして、エサを捕獲するところ
など、生態にかかわる観察もしてみたいです。


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まもなく、夏休みも終わります。私にその焦(あせ)りはない
のですが、秋のつるべ落としだけが、少し気がかりです。


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