当麻喜明

夏だからセミの羽化

2017年8月 4日 | 当麻喜明 | Comment0

001.jpg 2017.8.3 chika no youfuku

8月2日、小雨が降っていた外を見ていたら、セミが羽化しているのに気が付きました。長い地下幼虫時代からの晴れ舞台「羽化」の日。もっとカラッとした日を選んでも良かったのに・・・

Olympus OM-D E-M1 OJYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm 1:2.8 PRO


002.jpg

セミの幼虫は、地下で木の根から樹液を吸い3-17年ほど成長を
続けるといいます。


003.JPG

004.JPG

005.JPG

16時40分から5分ほど経過しました。


006.JPG

007.JPG

さらに10分ほど経過しました。


008.jpg

イナバウアーのスタイルになりました。この撮影後、所要があり
しばらく時間があきました・・・


009.JPG

17時50分、観察が再開できました。振り子のように垂れ下がった
白い翅から、水滴が絞り出される状態。適度な重力があって可能
な変態(変身)です。


010.jpg

011.jpg

20時20分。セミはアブラゼミでした。アブラゼミは、地下の幼虫
時代が6年ほどといわれます。


012.JPG

翌3日、5時50分に見たのですが、すでに羽化場所から飛んで
行ってしまったようでした。小雨はあがり、しかし夏にしては
気温が少し低い日でした。


013.JPG

しばらく羽化したセミを探していたら、ひらひら飛んできた
目立たないチョウがいました。


014.jpg

緑の葉の上ではよく目立ちますが、地面に下りると見失って
しまいそうな、枯れ葉色。


015.JPG

016.jpg

017.jpg

しかし翅を開けば、金属粉をまぶしたような青紫色が輝きます。
ムラサキシジミの青い閃光で、私のセミの観察は終わりました。
全開した翅を見たいものだと、今度はムラサキシジミを追いかけ
始めていましたから!


コメントする

公開されません

← ホーム  ↑ トップ