8月2日、小雨が降っていた外を見ていたら、セミが羽化しているのに気が付きました。長い地下幼虫時代からの晴れ舞台「羽化」の日。もっとカラッとした日を選んでも良かったのに・・・
Olympus OM-D E-M1 OJYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm 1:2.8 PRO
セミの幼虫は、地下で木の根から樹液を吸い3-17年ほど成長を
続けるといいます。
16時40分から5分ほど経過しました。
さらに10分ほど経過しました。
イナバウアーのスタイルになりました。この撮影後、所要があり
しばらく時間があきました・・・
17時50分、観察が再開できました。振り子のように垂れ下がった
白い翅から、水滴が絞り出される状態。適度な重力があって可能
な変態(変身)です。
20時20分。セミはアブラゼミでした。アブラゼミは、地下の幼虫
時代が6年ほどといわれます。
翌3日、5時50分に見たのですが、すでに羽化場所から飛んで
行ってしまったようでした。小雨はあがり、しかし夏にしては
気温が少し低い日でした。
しばらく羽化したセミを探していたら、ひらひら飛んできた
目立たないチョウがいました。
緑の葉の上ではよく目立ちますが、地面に下りると見失って
しまいそうな、枯れ葉色。
しかし翅を開けば、金属粉をまぶしたような青紫色が輝きます。
ムラサキシジミの青い閃光で、私のセミの観察は終わりました。
全開した翅を見たいものだと、今度はムラサキシジミを追いかけ
始めていましたから!
コメントする