イタモジホコリなどを観察中に、視界に入ってきたユニークな粘菌。ひとまわり小さいけれど、存在感はバツグンのクビナガホコリです。
Olympus OM-D E-M5 & Sony α57
8月2日の田んぼ作業日、バイクのトランクに侵入者が
ありました。
口器を下ろしたウラギンシジミです。私の汗のリユースです。
ヨツボシコヤガ。幼虫食草は地衣類。
ミスジアツバ。幼虫食相は枯葉となっていますから、毎回の
観察場所に近いところで暮らしているようです。
7月29日、イタモジホコリ観察中に、気が付いた「小さな巨人」。
ここなら少しの雨を凌(しの)げそう。
アリはウロコアリみたいです。だとするとトビムシ類を捕食して
いるようなので、粘菌にとっては有りがたい存在かも。
上)7月29日 下)30日 一日経過しての小さな変化。
一番左と、左から四つ目の個体の色合いが変わりました。
特徴は、柄の途中にある関節みたいな明るい節です。
小さいことも印象に残りました。
クビナガホコリを覚えたら、別の場所のウツボホコリの中にも
見つかりました。上のクローズアップ、画像のどの辺かわかり
ますか?
大きな前ボケとの境に、クビナガホコリのテリトリーがある
のです。
危うし!キノコゴミムシダマシの仲間みたいな甲虫が、
狙っています。
でも、大丈夫でしょう。甲虫は未熟体が好みのようです。
肉料理なら「レア」がいいみたいです。
クビナガホコリ、小さいけれど柄のデザインのユニークさや
背筋をピンと張った凛々(りり)しさ、頼もしい生き方です。
Comments [4]
No.1吉田 隆介さん
顕微鏡で見るよりクビナガの特徴がよく写っています。お隣さんはコムラサキホコリかな?
No.2tomaさん
お菓子の空き箱を利用して、資料をクローズアップして
撮せるスタジオ作りました。ライティングは百円ショップ
のクリップ付きLEDライトです。ルーペで見た感じに
写せるようになりました。クビナガは数字以上に小さく、
現地撮影のほうが楽でした。未熟体も面白いです。
コムラサキホコリ了解しました!
No.3吉田 隆介さん
スタジオ撮影とは!!!
気が付きませんでした。
同好会の方々に見せてあげたいので、ぜひ画像をお送りください。
tomaさんから 吉田 隆介さんへの返信
メールで空き箱スタジオの画像送りました。100円ショップ
にあった、クリップ付きLEDライト重宝です。
この長雨を利用して、いろいろアイデアを練っています。
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