前回の続きです。蛾についてまとめていたら下唇髭(かししゅん)、一般に鼻と称する部位に特徴ある蛾を多く見たので、それを中心にまとめたいと思います。ユニークなハナオイアツバが登場します。
Olympus OM-D E-M5
オオミズアオはヨーロッパでも人気のレディー・蛾蛾です。
青磁の青に近い色で、淡い色好みの私も一目置いています。
セダカシャチホコは大きい!
頭のてっぺんが跳ねてていても、気にしていません。
さて、ここから鼻(下唇髭)に特徴のある蛾が続きます。
アオアツバは、真っ直ぐの特徴ある鼻の蛾です。
後ろにぐっと伸びた鼻を、背負っているようなスタイルです。
それで名前がハナオイアツバ(♂)です。
横から撮しました。幅がある鼻はウルトラマン似です。
ところで鼻(下唇髭)かししゅんですが、やはり触角の一部で
先端の開口部が嗅覚を持つそうです。
危険を察したり、目的はそんな嗅覚でしょうが、蛾の人生に
余裕があったら、ぜひ森の精(アロマ)を楽しんでもらいたい。
ホソナミアツバ。アツバの鼻も発達しています。
ツマオイアツバ。
現在調べ中。鼻高々ですからアツバなんでしょうが。
カクバネヒゲナガキバガ。キバガですが鼻と呼んでもよさげです。
逆さから見ると「人面蛾」です。
サクラキバガかなと思いましたが、違います。
ソバカスキバガとも違います。でもキバガでしょう。
クロギンスジホソガは見事な牙を持っています。二本延びて、
金属製の象牙のよう。蛾の身体の部品は、こうやって観察すると、
次から次へと興味が湧きます。
Comments [2]
No.1chikakoさん
先生の鼻も立派ですよね!
嗅覚が発達しているからこんなに色んな蛾を見つけられるのでしょうか。
ぜひ余裕をもってアロマも楽しんで下さい。
tomaさんから chikakoさんへの返信
虫除けのアロマの方が、研究されているでしょうか。ゼラニウムなども虫が嫌うと聞きました。私の虫探しのコツは・・・
「根性」です!生物研究所の学者に負けない自信があります。
アロマテラピーの奥の深さを勉強中です。
「草」という漢字が、最近、とても好きになりました。
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