オナガサナエの複眼の黒い点は、ひとの虹彩とは違います。カマキリの複眼と同じなら、何処から見ても中心が黒くなる(見える)のです。でもカメラ目線に見えますね!
Pentax MX-1
良い天気のもと、本番の丘陵散策は終わっているのですが、
廻れなかったウバユリ群生地を、ここでまた紹介しましょう。
クモの糸のように、大変細い部分を通過した光は回析をします。
この現象は実際には日常いろんな所で起きているのですが、
周りが明るいので見えません。
(幸せ過ぎると当たり前のものに気が付かないのと同じかな)
雑木林の中の照度は下がるので、比較的によく観察できます。
(暗い雑木林に踏み込んだひとの特権です!)
7日の夕方、この回析現象が上空の空の中で起きました。
壮大な大気光学現象の彩雲です。別コラムで紹介しましょう。
いつもの谷に行ったら、いいものを見付けました。
3年位前は自分が見たかったので必死に「自分のため」に探して
いました。今回の下見では、自分ではなくSさん親子にぜひ見せ
たくて探していたものです。
オオトリノフンダマシ。
このデザインは、鳥の汚物を真似て進化したものと言われます。
まず何があっても見てくれではなく、生きていけることが大切
だと自然が教えてくれます。
ならばマメコガネが葉を食べ尽くすのも生きるためです。
アメリカでは日本から来た舶来害虫という汚名を頂きました。
丘陵ツアーの本番の日にも出会いましたが、きれいな姿だけ
紹介して、この現実は秘密にしました・・・ばれちゃったかな?
サッカーの緑チームのユニフォームを着たみたいなキリギリス。
アシグロツユムシ。
シオカラトンボ、これには絶対会えるだろうな。
今年の個体は去年の渇水を生き延びたんだから凄い奴らですよ。
リスアカネ、未成熟と成熟個体。
ヒメアカネとハラビロトンボ。
狭山丘陵でハラビロトンボは限られたところにしかいません。
田んぼのあぜで、トリノフンダマシが去年いたところで見付けた
アカハネナガウンカ。この面白顔は・・・
(自然の神様がつくりました!!)
前回コラムで私の手にいたのは、こんな具合に落ちていた
タマムシです。
私は車をあまり洗わないので、虫たちが捉まり易いのでしょうか。
それともメタリックの塗装が花に見えたのでしょうか。
私の車にいたのはアズチグモ。上は虫をつかまえる姿勢で、下は
威嚇の姿勢です。威嚇なんて!私はあなたを歓迎します。
丘陵散策の親子のために当日もきっと再会しましょうね!
4日の朝焼け。このぶんなら明日も晴れるだろうね!
Comments [2]
No.1chikakoさん
トンボだけでもこんなに種類がいて・・まさしく自由研究の素材の宝庫ですね。アカハネナガウンカのギャグマンガみたいな面白顔、たまりません。
tomaさんから chikakoさんへの返信
以前、このコラムを一緒にやっている大瀧さんとトンボに
どっぷりはまってしまったことがあります。
トンボは日本の里山と深く関わっている生きものなので、
自然指標にもなりそうですね。
アズチグモのサングラスもお洒落ですね!
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