当麻喜明

狭山丘陵へようこそ-下見編

2014年8月 7日 | 当麻喜明 | Comment[2]

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丘陵散策のお手伝いをすることになりました。27年ぶりに会う知人なので、再会も楽しみです。去年はご夫妻を、今年は親子のサポーターを務めます。私はどんな丘陵を見せようかと考えます。人もシュレーゲルアマガエルも考える表情は同じです。

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一週間早ければ赤坂谷のウバユリもいいだろう。しかし今年の森は
雨が少なく、枯れた葉も多く感じました。うーーーん。


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カブトムシのいる樹液の出ている樹は数本案内しよう。


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しかし子供なら誰でもカブトムシが好きだ!と、言うのは先入観だ。


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カマキリが好きかも知れない。実際ご案内した日にはカマキリの
卵のうを見付けられました。


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カマキリとカミキリは外国人の発音では、きっと難しい日本語だろう。
キマダラカミキリは案外樹に馴染んだ保護色と言えそうです。


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私は、夜街灯やトイレに集まる彼らを見るけれど、今日ここで見るより
ずっとすすけています。やはりカミキリは樹です!
トイレの壁よりずっと素敵に見えます。


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シオヤアブもきっといるだろう。
「尻尾の部分が塩を吹いたように白いから塩屋アブって言うんですよ」。
って説明しよう。だけど塩屋さんって今あるんだろうか・・・


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丘陵をよくご存じの方も、こんな風にカットした景色で
場所が特定できるだろうか。


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たくさんのコシアキトンボが飛んでいました。ハラビロトンボも
特異的に多い谷です。ご案内した日には立ち寄りませんでしたが。


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クサギのうえにオナガサナエ。こんなのに会えないかなあと
思っていたら、ご案内の日には親子の頭にのる大サービス。


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ぜひ会わせたいキイトトンボ。案外レアでこんな姿が見られたら
いいなあ。


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丘陵の道案内人のように、スイースイーっと飛ぶコミスジ。
これには会えました!


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シロシタバ、こんな大物には会えるかな?当日あっさりと
ご本人たちが、第一発見者になってくれました。


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残念だったのはエゴヒゲナガゾウムシ。
数日前まで確認できましたが、当日は見付けられませんでした。


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タマムシも飛んでいる姿は時々見かけましたが・・・
これは丘陵の拾いもの、小物入れに入れて当日見せよう!


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四国では相当の雨量が続いています。
梅雨のない北海道に前線が残り、台風11号も気になります。
丘陵には雨が欲しいところですが、なんとかそこんところ
晴れでお願いします。

Comments [2]

No.1

シロシタバを見つけられたのはビギナーズラックでしょうか。
タマムシさんが入った小物入れは例の形の良いカップですね!

シロシタバのいる木を良く見ると、翅にあるくちゃくちゃっと
丸い苔みたいのが、ちゃんとありますね。シロシタバはシロシタバで、けっこう擬態に自信があるんだろうと思いますよ。

小物入れのもともとの中身ですが、150Kcal 位なんです。
あの小物入れで、大縄飛び大会の優勝カップを作りました!

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