今回も新しいマクロレンズを多用しました。夜間の撮影で気にならなかったことも、わかりました。さて、クズの花は下から上に向かって咲き、常に枯れた花、生き生きした花、堅いつぼみが共存します。状態によっては「美しい」から遠く、あまり被写体にはしてきませんでした。
Pentax K5 + DA 1:2.8 35mm MACRO Limited
葉の裏でモゾモゾしていたメダカナガカメムシが退いたところに、
白い粒が残りました。卵かどうかわかりませんが。
こんな光景も見かけました。
近くで見付けたこの卵こんが、同じカメムシかどうかも不明ですが。
ヒメカメノコテントウ。
またよく分からないカメムシを見ました。コブヒゲカスミカメに似ている
ところもありますが、こちらの方が迫力があります。
ハエって綺麗ですか?これはアシナガキンバエという「美しい」ハエです。
ところで、換算50mm ほどのマクロで撮してきました。実際には35mm
ですから被写界深度は深いです。が、大きく撮すには、かなり生き物に
接近する必要があります。夜の小さな蛾は飛ばないことも多いので平気で
接近できたのですが、昼間の虫たちの逃げ足は早いことを実感しました。
キイロテントウと不明蛾とアワダチソウグンバイ。
小さなグンバイ虫ですが、このよく見かける(じっと目を凝らせばですが)
は2006年頃から関東地方でも確認されはじめた帰化昆虫です。
ギンツバメ、ツマトビキエダシャク。
ダイミョウセセリとルリシジミ。
平らに繁るクズの葉の上は、ニホンアマガエルにとって居心地の良い場所。
クズの繁る林縁で、恐る恐る撮したコガタスズメバチとスズメバチの仲間。
花はヤブカラシ。
クズの花を求めて、心当たりのある場所を探して歩きました。
実は見たかったのはウラギンシジミの幼虫です。
素晴らしい擬態と威嚇行動を見たかったのですが見つかりませんでした。
しかしクズ周辺には、たくさんの他の植物があり、生き物も多かったです。
ウラギンの幼虫はまたの機会だなと、満足できた一日でした。
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