当麻喜明

絵画にしたい虫たち

2013年8月27日 | 当麻喜明 | Comment0

201.JPG 2013.8.25 kabe wo miteita jyonii

毎回背景が「壁」ばかりだと、図鑑写真のようになってしまいます。それでも虫たちの顔とか翅や背の模様は、いつ見ても新鮮です。そこで今回は、少し引いた画像を載せました。映画製作などでは「ズームアウト」といいますね。

Pentax Q7 & Sony Cyber-shot DSC F828


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ヒメナガカメムシに似ていますが、少し不安があります。


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大型の蛾を見付けると嬉しいです。同定が楽に出来ることも多いからです。
しかし、オスグロトモエによく似たハグルマトモエという種があります。
こちらはオスグロトモエとしたのですが、きっとそうですよ。


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「オスグロトモエの同定には、ウスキミスジアツバが役に立つ、二種は
仲がいいので、よく一緒にいるからである。」

などとは何処にも書いてありませんが。


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上)Sony Syber-shot F828 2003年製
下)Pentax Q7 2013年製

10年たったデジカメの変化は、壮絶です。次々に新製品を送り出す
技術者に脱帽です。私の今の観察が、我が家のコレクションカメラで
不可能と言うことはなく、時々、風通し(電気通し?)するのも新鮮です。
F828 はスイバルデザインで今の「可動液晶」と同じように使いやすく、
多分今のカメラから消えてしまった機能・・・自らレーザーを発して
モノクロながら「ナイトショット」出来る機能を持つ個性派でした。


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ホソナミアツバ、強烈な個性顔。


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モンクロベニコケガとネモンノメイガ。
黄色好きな蛾??


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フタオビコヤガも黄色好き。


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クロウスムラサキノメイガは何か南蛮風だ。


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アリノスアブ。不確かながらフタオビアリノスアブに似ています。
何も食べずに、アリの巣を観察し産卵します。幼虫はアリと共存し
地下で暮らします。形もお椀型の不思議な物で、いつかじっくり
見たいものの一つです。


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ヤママユ。いつもより少し引き気味の画像です。


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絵画1:少し考え込むカメムシ(両脇に不思議な物が写っています。)


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絵画2:グリーンとグレーの間で(ホワイトバランスのずれが、
    色をつくりました。)


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絵画3:ブロンズの柱のような(実は街灯の支柱)


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絵画4:近代絵画のモトグロコブガ(幾何学的?)


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F828 です。今風の無個性なデザインとは随分違います。
撮影は Q+07 に、さらにauto110モードで撮しました。
10年前のカメラを、Q の最新モデルで撮しました。

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