当麻喜明

都合で選外になった虫たち

2013年8月25日 | 当麻喜明 | Comment0

001yamamayu4.JPG 2013.8.22 yamamayo imasakari

アップに耐えなかったのは、虫に責任があるのではなく、私の撮影技術にあるのです。ここでもアップではなく魅力的な蛾たちが登場します。深夜2時間のナイトツアーは発見の連続。そして難問の連続。不思議な場面に遭遇します。

Olympus OM-D E-M5 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 1:2.8/45 ASPH.


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ちょっとだけ、アップの続き。ヤママユの脚のつくりがわかります。


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ウンモンスズメとチャノウンモンエダシャク。「ウンモン」が共通。
雲紋なのかな、明るい層雲と雨を降らせる乱層雲。


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ナカキシャチホコ、シロシャチホコ、コフタオビシャチホコ。


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ウスイロギンモンシャチホコの鏡のような側面。
一見、下の壁が透き通って見えるような、不思議な模様。


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エゾギクキンウワバ。このまま絵にしたい!


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実は背景は泥落としのマットでした。


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オオフトメイガ、クロモンフトメイガ、ミツオビキンアツバ。
幼虫は蘚類(せんるい)、コケ類の一グループを食べているらしい。


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アトヘリヒトホシアツバとフタオビコヤガ。前翅中央の染みっぽい模様が
似ています。染みは失礼ですね!これも彼らのデザインですから。


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難解な蛾でした、スガの仲間のような気がしていましたが、しばらくは
「焼き八つ橋」に似てるなと思っていました。今はATS氏のお陰で
一科一種、ネムスガ科のネムスガ、と本名で呼んであげられます。


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飛行機に似ている蛾をふたつ。コスズメとクロオビシロフタオ。
鳥がさえずるまでは安心して停泊しているのだろう。


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明け方の月。うっすら雲の中で、赤い月が光の中に沈んでいきました。
蛾たちも後30分もすると、林に隠れてしまいます。

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