前回からの続きです。シオカラトンボは複数羽化していたのでしょうか。さっと確認したら帰ろうかと考えたのですが、夜の樹液酒場がどんな風に変化したのか気になって・・・結局しっかり歩いて来ました。
Pentax K5 & K-01
上)9:15 下)3:40
奥にしっかりヤゴの脱け殻が見つかりました。
明け方気が付いていたらなあ・・・
樹液の木に向かう途中ヒグラシに会いました。
セミヤドリガや赤いダニを身につけた不憫な姿でしたが、これも自然です。
カギバガの仲間・・・
大きく立派な「みの虫」ですが、建材選びに失敗したかな。
ミバエの仲間・・・
ツマグロオオヨコバイもこんな若々しい時期が。
キスジホソマダラとキボシカミキリ。
モンキクロノメイガ・・・「黄」は昆虫の人気色?
アワノメイガ・・・葉裏は蛾たちの「居心地の良い空間」
ヤマクダマキモドキ。産卵菅の湾曲と前脚の付け根の茶色から判断。
あと何万年かたったら、もっと葉っぱにそっくりに進化するかも。
見事に鳥の糞を真似たトリノフンダマシ。
この場所では他にオオトリノフンダマシも暮らしている。
「糞は飼い主がかたづけましょう」なんて標語知ってるかな?
コガタコガネグモは、自分が一番美しくて立派だと思っている??
カザリツマキリアツバはちゃんと枯れた葉の場所に身を寄せていた。
ヤガの仲間とヨスジヒメシンクイ。
左上)ヤマトカギバ 左下)ウスコカクモンハマキ
色彩豊かな昼間の樹液ポイント。
オオムラサキ、アカボシゴマダラ、サトキマダラヒカゲ、クロカナブン
そしてスズメバチ。
樹液を奪い合うオオムラサキは時々触角を触れあっていた・・・
その仕草はフェンシングの選手のようでした!
ハチがいなければもっと近づくことが出来ます。
ずっと気になって撮し続けている蚊みたいなアメンボみたいな生き物。
ホシアシナガヤセバエです。とは同定しましたがモンキアシナガヤセバエ
の可能性もあります。なかなか美人です。
ミミズを捕らえたアオオサムシ。ヤセバエはこんな危険な虫仲間から
すんなりはずれて樹液ポイントでも目立たない。
最近折れた木だろうか。こんな風景ならいかにも樹液の「食卓」です。
樹液酒場、樹液レストラン、樹液食卓・・・いろいろ言われる虫たちの
スポットですが、甘味喫茶ということばも洒落てるかな。
シオカラトンボの羽化が気になってちょっとだけ出かけた丘陵西部。
あっと言う間に2時間が経っていました。
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