当麻喜明

明るい草原から林内へ-クロコノマチョウ

2011年9月 5日 | 当麻喜明 | Comment0

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始めに、アズチグモに登場していただきました。実はたった今、読んだコラムに花に隠れたアズチグモの僅かに色づいた個体を見ました。数日かけて、少しずつ変身するそうです。感動!
この雨で紀伊半島では「陸の津波」も起こったようです。復旧を祈ると共に、書きそびれていた自然観察をまとめました。

Pentax K5 + Ricoh GRDⅢ


8月後半の観察をまとめてみました。


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キハラゴマダラヒトリ、黒点が小さく繊細なレディー・蛾蛾でした。


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開けた草地なので、上空にはオオタカらしき飛行が見て取れました。


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ゴマダラカミキリ・・・

注目、ヘクソカズラの花。惚けた背景に「がんばれ!日本」の
日の丸が掲げられているようです。現場ではわからない
「写真」になって初めてわかるレンズ表現です。


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ミヤマカミキリ。


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ホシコヤガ。
遠くから見ると、太い眉のオモシロ顔に見えませんか?


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林縁を大きい茶色のチョウが飛びました。
これは、クロコノマチョウでした。

今年の初見でした。
幼虫は見たことがありませんが、これを見たらいっぺんに
「見たいものリスト」に入りました!

(リンクの柚子さんの観察記によると、現在蛹にまで成長しています。)


このへんから林内に入ります。

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クロホシフタオ。
後翅の立体感が美しいと思いました。


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翅の乗っている枝が少し太かったら、この模様のベストポジションです。
眼を細めてこの画像を見ると、身体の前半分は下の枯れ葉に同化します。
あなたの名前を知りたいのですが・・・


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オオシラホシアツバ。エルタテハ(Lタテハ)というチョウがいますが、
こちらも L だったら負けていません。

親指と人差し指でつくる「Lサイン」は、ライオンズの応援サインです。


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サトキマダラヒカゲは、どこでも多く樹液酒場でも負けていません。

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模様は、夏後半のものは少し変わっています。
羽化の時期により、春型とか夏型とか違いが模様に現れます。

夏型なのに充分「暖かそうな配色」です。
こんなホットカーペットがあったら、いい冬が過ごせそうです。


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