歩き通したのではなく、車で点々と4つの観察地を見て回りました。スタートは丘陵の最高標高地点からです。そのあたりの樹上にトンボがとまっていました。下の湿地で生まれたトンボでしょう。多分、大瀧さんの方が良いレンズで撮しているのですが、彼は今忙しく画像整理出来ないでいるのです。
K5 & D300 & G2 & GRDⅢ
拡大して見ると、ネキトンボであることがわかりました。
赤く変身し、下の湿地からずいぶん高いところに遠征です。
ボロボロのキシタバ。
上から撮した画像で黄色い後翅がわかるのですが、蛾にもプライドが
あると思いこのショットで。
節より上にいれば見つからなかったのに・・・
クロスズメ。
初めシモフリスズメかと思ったのですが、前翅下の尖った部分の
黒線の途切れ方で区別しました。
タイワンキシタアツバが建物の天井に張り付いていました。
大きなふたつの三角模様の内側が切れて台形になっています。
朽ちた倒木の上にいて、あまり動かなかったウバタマムシ。
松の材なら、生木、朽ち木共に食べるそうですが松林は減りました。
東京都、埼玉県の準絶滅危惧種です。
いっぱいあっても重くて困るのですが、真新しい10円玉の輝きです。
さて、私は誰でしょう?
オオフタオビドロバチのようです。
このコラムを書いた当初はミカドトックリバチとしていたのですが、
今日(31日)職場でミカドトックリバチを偶然観察できました。
この個体とは違っていたので、再度考え直し、改訂を行いました。
巣材の泥団子を作っていました。オスもメスも働き者です。
ムラサキシジミ、アカボシゴマダラ、イチモンジセセリ。
全部チョウと言われますが、チョウといっても様々です。
キシダグモかエビグモの仲間だと思います。
卵のうをひっぱっていたのでメスでしょう。
ホオズキカメムシ。
見難いですが、後脚は見事に太いです。
アシグロツユムシのメスです。
触角が長いのでトリミングで切りました。さらに1/3は続きます
水辺にコフキトンボ。
丘陵で見かけたホトトギス。
我が家のホトトギスよりずっと早い開花です。
以上、順不同に日曜日の観察を紹介しました。
「狭山丘陵ぐるっと見て歩き」は、まだまだ続きます。
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