当麻喜明

鳥たちも忘れずに-ヤマガラ、ツバメ

2011年8月17日 | 当麻喜明 | Comment[3]

0001.JPG 2011.8.10 arahata ikifure no yamagara

準備した撮影機材は、高い梢の野鳥撮影にはあまり向きません。しかし、あんまり無防備にエサを探している姿が面白く、久しぶりに野鳥を撮してみました。彼が見付けたものは何だかわかりませんが、きっと美味しそうなものに違いありません。

Nikon D300 + SIGMA 150mm 1:2.8 APO MACRO DG HSM & Pentax K5


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確実に私は見つかっていますが、しばらく付近で滞在してくれました。
貴重なタンパク質を今なら口にすることが出来ます。


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緑が厚くなり、野鳥の発見は難しいですが、高い幹の樹液を探していると
こんなヤマガラやコゲラ、いろいろな幼鳥に出会えます。


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コゲラ  「タンパク質・・・タンパク質・・・食いたい!」
虫たち 「擬態・・・擬態・・・生きたい!!」


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視点を落とすとキマダラセセリ。


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ツバメを撮そうと飛行している個体を追いかけたら、
木のてっぺんにとまってくれました。


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今年、巣だったツバメのようでした。ピンぼけの飛行画像ものせました。
この近くにねぐらがあるのでしょう。


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綺麗なコミスジだったので、撮してみました。
今年3回目、最後の発生個体だと思います。


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進駐軍と共にやって来て、戦後日本に定着した外来種。
アメリカミズアブです。

腐敗物とともに見付けたら、レンズを向けないかもしれませんが
このブルー、深く落ち着いた色調です。

触角が、何故にねじれているのか不思議なデザインです。


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今日もオオヤマトンボを追ってみました。
3-5頭はいそうなので、同じ個体ではありませんが、池を周回し
帰ってきたところをワンショットで撮しとるのは、少しワクワクします。

鈴鹿サーキットをラップして帰ってくるF1カーを撮す感じです。


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はじっこの失敗作ですが、一番胸の黒緑色が現れていたショットです。


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せっかくコースを考えて待ち伏せしていても、コシアキトンボのスクランブルで
急転意図しない方向に・・・

池の水平面の世界のスピード感。
林の中のヤマガラの、なんとのどかな生き方。

Comments [3]

No.1

お久しぶりです。
最後のトンボの写真。影が本物のチョウに見えて四匹のトンボが写った写真に見えました。ところで四匹のチョウを同時に撮るということを先生はしたことありますか?

当麻先生のコメント欄、少し借ります。
シロシタ教授さんに質問です。
「ヒル」とはどんな生物なのか教えてください!

志賀高原で、花の周りに集まった沢山のチョウを撮したことがありそうです。今日は樹液にいたアカボシゴマダラを3頭一緒に撮しました。

この前、カメラの動画機能でクマゼミが鳴いているところを撮しました。今度、動画撮影のコツを教えて下さいね!

No.3

ヒルと言っても、大瀧さんが水上高原で遭遇した「ヒル」と、丘陵の湿った所で暮らす「ヒル」はちょっと分類も違っていて難しいのじゃよ。

丘陵にいるのは普通「コウガイビル」と言って、鎌形の頭部を持っておる。10cmクラスから1mに近いものもおる。口から小動物に消化液を吹きつけて溶かしてすするのじゃ。私もあまり仲の良い仲間ではないのだよ。

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