当麻喜明

再びトンボ池に-マルタンヤンマ

2011年8月12日 | 当麻喜明 | Comment0

101.JPG 2011.08.11 komorebi no sanpomiti

連日35度を越える猛暑日が続いています。日陰と刺すような木漏れ日のコントラストが強すぎて、歩いていても、めまぐるしく変わる明暗に、酔ってしまうような心地です。では、何故こんな日に散策するのでしょう。それは「発見」の心地よさの方が勝(まさる)からでしょう。

Pentax K5 & Nikon D300 & Ricoh GRDⅢ


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この公園は、古いものと新しいものが混ざっていて風景が好ましいです。
この何段もの堰は、さながら湿地の棚田です。


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このロックのハンドルは、以前可動式の堰があった頃のものでしょう。
マント植物の這った跡が、歴史を感じさせます。


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この棚田の湿地から、最短でも20m位上がった雑木林にオニヤンマの
ヤゴの抜け殻がありました。


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このフリーアングルの柵も面白い構造です。


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耐震補強された堤防の上にアクセスできる木製のアーチが2本架かります。
綺麗な無駄のない人工的な風景。


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昨日も観察したトンボ池に、よく見ると面白いカップルが・・・


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シオカラトンボとコフキトンボ。


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昨日も徘徊していたヤンマが今日もパトロールしていました。


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昨日よりは止まった画像になりました。


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オオヤマトンボだと思います。
(8/15訂正 オナガサナエ→オオヤマトンボ)


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ウチワヤンマのテリトリーに侵入し、ちょっかいを出すコースを選ぶと、
たまに、追っ払われていました。


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古い石積みが残っている所にある、落羽松の呼吸根を観察していたら
すわっと、侵入者がやって来ました。


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それぞれの円内を拡大したら・・・漆(うるし)色の腹部に薄茶色の翅。
紛れもなく、マルタンヤンマのメスでした。

興味深い「発見」の続きは、明日にとっておこう!!
面白いことは、暑くても歩こうという気力に昇華します。

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