連日35度を越える猛暑日が続いています。日陰と刺すような木漏れ日のコントラストが強すぎて、歩いていても、めまぐるしく変わる明暗に、酔ってしまうような心地です。では、何故こんな日に散策するのでしょう。それは「発見」の心地よさの方が勝(まさる)からでしょう。
Pentax K5 & Nikon D300 & Ricoh GRDⅢ
この公園は、古いものと新しいものが混ざっていて風景が好ましいです。
この何段もの堰は、さながら湿地の棚田です。
このロックのハンドルは、以前可動式の堰があった頃のものでしょう。
マント植物の這った跡が、歴史を感じさせます。
この棚田の湿地から、最短でも20m位上がった雑木林にオニヤンマの
ヤゴの抜け殻がありました。
このフリーアングルの柵も面白い構造です。
耐震補強された堤防の上にアクセスできる木製のアーチが2本架かります。
綺麗な無駄のない人工的な風景。
昨日も観察したトンボ池に、よく見ると面白いカップルが・・・
シオカラトンボとコフキトンボ。
昨日も徘徊していたヤンマが今日もパトロールしていました。
昨日よりは止まった画像になりました。
オオヤマトンボだと思います。
(8/15訂正 オナガサナエ→オオヤマトンボ)
ウチワヤンマのテリトリーに侵入し、ちょっかいを出すコースを選ぶと、
たまに、追っ払われていました。
古い石積みが残っている所にある、落羽松の呼吸根を観察していたら
すわっと、侵入者がやって来ました。
それぞれの円内を拡大したら・・・漆(うるし)色の腹部に薄茶色の翅。
紛れもなく、マルタンヤンマのメスでした。
興味深い「発見」の続きは、明日にとっておこう!!
面白いことは、暑くても歩こうという気力に昇華します。
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