少し前の画像で考えたこと・・・虫撮影にも野鳥撮影の機材が必要なときがあるということ。可憐が似合うのはシジミチョウ。豪快ならヤンマ系のトンボ。不思議なら「擬態」の生き方を確立させた虫たち。またとりとめもなく紹介していこうと思います。
シジミチョウの意外な美しさは翅の内側の色合いなのだが、披露してくれることはあまりなく・・・
Lumix G2 + 45-200 & Nikon D200 + SP60mm F/2 MACRO + Sony DSC-H10
ベニシジミの翅の内側は、名前の通りの鮮やかさです。
横に並んだ交尾個体のベニシジミ・・・
こちらはツバメシジミ、縦に並んでじっとしていました。
クロツバメシジミだといいのですが・・・
ヤマトシジミの♀だったら、がっかり・・・
これはタテハの仲間か・・・
ムラサキシジミらしい・・・
豪快に飛びっぱなしのヤンマだが、そりゃあ休まないで飛び続けることは出来ない。
けっこう休むコオニヤンマと違って、オニヤンマなどはそう簡単に休憩はしない。
画像のポイントに休むヤンマを見付けました。
休むときは「ずうっと」休む、切り替えが見事なのがヤンマたちです。
この距離があったのでフィールドスコープを持ち出して観察してみました。
ギンヤンマでした。
オニヤンマは交尾体のまま、ジグソーパズルのピースのようにずっと貼り付いていました。
コリメート撮影の準備がなかったので、手持ちで対応してみました。
なるべく接眼レンズに近づけて、光軸を一致させて撮します。
これで顕微鏡写真も撮せます。
カメラは結果をすぐに確認できるデジカメで、意外に口径の小さなカメラ・・・
案外旧タイプのチープなものとの相性がいいようです。
モデルの使用しているカメラは最新の NEX-5 ですが・・・
とは言っても近くで肉眼でも観察できるなら、それが一番いいです。
なんとオナガサナエ♀の登場です。
キマダラセセリかなと思います。最近セセリ蝶は多く見ます。
シジミチョウとサイズは、ほぼ同じなのですが
可憐・・・とは違う、もっと力強い印象です。
では不思議の登場です。触角の長さにビックリします。顔も面白いですよ!!
終齢ではなく、まだ正体は同定できていません。
-ササキリだと教えていただきました。ありがとう!!-
これは イチモンジカメノコハムシそのものだと思うのですが・・・
乗せているのは針状の糞ではありません。
これも糞冠でしょうか。はじめてみます。
可憐・豪快・不思議 と紹介してきました。
丘陵を歩いている自分は、ヤンマの休憩時間にあわせて、昼ごろ観察しているので
最近はもっぱら 繊細・空腹・むさい の三拍子がトレードマークです。
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