当麻喜明

天体写真デビュー「Pentax K-01」

2014年12月20日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2014.12.8 jisaku puroto

このカメラで、天体写真を写したことはありません。K5ⅡsやK3があるのですから、わざわざレリーズの使えないカメラで写す機会は持たなかったからです。しかしアイデアが浮かんだので、早速実践してみました。

Pentax K-01 & Pentax K3


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大袈裟な工芸品を自作したのではなく、ヘアーバンドのゴムに
大きなビーズを付けただけです。

このゴムをレリーズにまわして、ビーズで上からシャッターを
押さえるという、シンプルな構造です。電源OFFの状態で、当りを
探っておいて、ONにすると、連写をしてくれます。


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このシステムで、12月8日の国際宇宙ステーション(ISS)を撮影。
Pentax K-01による、ISSのファーストライトです。


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この日はPentax K3で、拡大撮影も試みました。


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望遠鏡は、タカハシFC76(直焦点:F8 1/1000 iso1600)です。
フローライトレンズの600mmです。


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12月9、10日と続いた夕方のイリジウム衛星のフレア。
比較明で合成すると、時計の長針や秒針が消えるんですよ!
10日は2機が輝くはずでしたが、一機だけのフレアでした。


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14日の明け方のフレア。早起きは難なくできるのですが、明るく
なる空とフレアの撮影は、難しい露出と戦います。


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下弦一日前の月が、美しかったので・・・


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18日早朝のフレア。日の出1時間前なら、空は十分暗いです。
そして、19日のイリジウム衛星には、期待をかけました。
ダブルで輝くチャンスがあったからです。


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やっと、念願かなったダブルスターです!これらを写しこんだ
カメラはPentax K-01です。凝りに凝ったデザインとコンセプトの
カメラに自作オートレリーズ写したのです。

デジカメwatch:Pentax K-01


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