金星

火曜日の夜、帰宅すると、西の空に金星が明るく輝いていました。

カーポートに車を入れると、荷物を家に下ろして、いつも持ち歩いているカメラと、車に入れっぱなしの三脚を、我が家の前の道路にセットしました。


金星

堂平山に登らなくても、見ようと思えば星は見えるものです。今年に入って天体観測を再開するまでの28年間、自分から進んで星を見ようとは思いませんでした。

大滝建築事務所を開設してから、ちょうど20年です。21年目の今年は、仕事と家庭と天体観測が、きれいな正三角形になるように、バランスを取りたいと思っています。

確かに宇宙は確かに永遠なのですが、観測するこちら側の環境はどうやら永遠ではなさそうです。環境の大切さを考えるとき、天体観測やISS観測は、それを肌で感じることができると知りました。

暖冬を喜べなくなった2007年の3月6日の19時18分。アスファルトにしゃがむ私は、例年より早く鼻がむずむずしています。

撮影場所:埼玉県狭山市柏原

撮影日時:2007年03月06日 19時18分(30秒露出)

撮影機材:PENTAX K10D + DA16-45mm(35mm判換算 69mm)F5.6 ISO100