秋の宵は早く、つるべ落としと言われます。今、一番星は「金星」ですが、しばらく夕空を眺めていると、二つ、三つと星が増えてきます。残念ながら私の住んでいるところでは星の数は頭打ちなのですが・・・
Pentax K-1 + SMC PENTAX-FA 1:2 35mm
月は6日には、火星(Mars)に接近します。
3日の夕方は、月・金星(Venus)・土星(Sturn)がほぼ等間隔に
並んでトライアングルになりました。
このくらいの月齢だと、地球照が肉眼でわかります。ヒトの眼は
階調が優れているので、満月に近い地球の反射光が届いた、月の
陰の部分がぼんやり明るく見えるのです。
しばらく空を見ていたら、航空機の光跡がきれいでした。
いくつかの機体が、月の方向に飛んで行きました。
天体用の画像処理ソフトで、この日の私の観察中に最接近した
機体を合成してみました。国際宇宙ステーションが月を横切る
予報は計算で出せるのに、羽田を飛び立った航空機の動線は、
偶然を待つしかありません。
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