当麻喜明

月と惑星のトライアングル

2016年11月 4日 | 当麻喜明 | Comment0

001.JPG 2016.11.3 show no hajimari

秋の宵は早く、つるべ落としと言われます。今、一番星は「金星」ですが、しばらく夕空を眺めていると、二つ、三つと星が増えてきます。残念ながら私の住んでいるところでは星の数は頭打ちなのですが・・・

Pentax K-1 + SMC PENTAX-FA 1:2 35mm


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月は6日には、火星(Mars)に接近します。


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3日の夕方は、月・金星(Venus)・土星(Sturn)がほぼ等間隔に
並んでトライアングルになりました。


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このくらいの月齢だと、地球照が肉眼でわかります。ヒトの眼は
階調が優れているので、満月に近い地球の反射光が届いた、月の
陰の部分がぼんやり明るく見えるのです。


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しばらく空を見ていたら、航空機の光跡がきれいでした。


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いくつかの機体が、月の方向に飛んで行きました。


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天体用の画像処理ソフトで、この日の私の観察中に最接近した
機体を合成してみました。国際宇宙ステーションが月を横切る
予報は計算で出せるのに、羽田を飛び立った航空機の動線は、
偶然を待つしかありません。

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