1882年12月6日、2004年6月8日、2012年6月6日、2117年12月11日、2125年12月8日。金星の太陽面通過を地球から観察できるカレンダーをまとめてみました。私は2度観察できる時代に生きることが出来ました。前回も雲間に撮影できるチャンスに恵まれました。2度も見てしまうのは贅沢ですね。台風の影響もあり厚い雲が流れます・・・
Pentax K7 + BORG 76ED + FA80-300
11時27分、厚い雲が時々きれて観察可能になりました。
移動する姿を追いかけたかったですがワンショットでも観察できれば・・・
2004年もこんな感じでした。
手持ちの望遠レンズなので、カメラは水平に保たれてはいません。
薄雲のために光環現象が現れ、モノトーンの太陽と金星は彩りの中に。
11時33分、BORG76ED に付け替えて撮影。
雲は、こちらの思うようには演出してくれません。
観察出来ただけでも上出来でした。
時と場所は違いますが、空はずっとこんな感じでした。
12時29分、彩られた雲を背景の太陽と金星。
12時32分、ほぼ水平は保たれていると思います。
あと1時間少しで、太陽・金星・私(地球)の直線は崩れます。
光環現象の中の太陽像。普段は本能的に、人は太陽を見つめません。
きっとこの現象は、もっと観察されてもよいのでしょう。
同じ日の夜間観察。ホワイトカーペットにフタキボシアツバ。
太陽面に金星のようです。
壁の素材違いです。
太陽の黒点模様に・・・見えませんね!
キシャチホコ。老練な歌舞伎役者が演じた老婆のようです。
笹を食べていた幼虫時代。羽化した成虫は何も食べないそうです。
蛾っぽい蛾、マエキヒメシャク。
露出オーバーでビックリした蛾が、ふらふらと飛んで、
ウスキツバメエダシャクだとわかりました。
近くにいたのは、マエアカスカシノメイガ。
翅のたたみ方が上手じゃないですね。
さて、お似合いの配色の中に・・・
奉納の文字のある鳥居に、トビイロリンガ。
「納める」
5月21日の金環食、6月6日の金星の太陽面通過。
楽しみに待っていた昼間の天文ショーの見「納め」だ。
実はこの光景は40人近い子供たちと見ていたのです。
偶然選ばれ、観察できたクラスの幸せ。見せることが出来た幸せ。
次は、2117年12月11日。
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