当麻喜明

そろそろ火星接近(2010年1月28日)の話題

2010年1月27日 | 当麻喜明 | Comment0

ユニトロンの12.5cm(F10)屈折望遠鏡で火星を観察しました。2日後の天気が少し崩れそうなので本格的に記録を残そうとトライしました。今回の接近は冬の気流が悪い条件なので、残念ですが、「北極冠」や「大シルチス」が正面で観察し易いという特徴があります。

JSO NSC22 & UNITRON 125ED F10 + 2×BARLOW + ToUcam


2.jpg

左及び中が NSC22 での撮影、右がユニトロン 12.5cm F10 での撮影です。共に眼視ではぶよぶよして細かな模様は確認できませんでした。上の画像は約700枚の画像の内90%の良像を合成した後、さらに画像処理をくわえたものです。最接近にそなえたテスト撮影です。

3.jpg

気合いを入れて撮影しました。2倍バーローレンズはGSO社の製品でEDレンズを使用したものです。正面の三角形に見えるのが「大シルチス」です。

4.jpg

火星が高く昇った後は土星が撮影を待っています。

まだ輪を真横方向から見ているので、たいへん薄いのが特徴です。
爪楊枝に刺したダンゴのようにも見えます。

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