いつもと違うルートで我が家に帰る途中、暮れはじめた夕空に、生まれたばかりの細い月を発見しました。
いつも重たいカメラバッグにデジカメと望遠レンズ、車に入れっぱなしに三脚を持ち歩いている私は、急遽、お気に入りの撮影スポットに寄り道することにしました。
月齢1のとても細い月の、欠けている側もうっすらと丸く見えていますが、これを「地球照」といいます。
地球照(ちきゅうしょう)とは、月が欠けて見える太陽の光があたらない夜の部分に、地球の反射光があたり、淡く光って見えることをいいます。
月の左上に見えた一番星は、金星でした。生まれたの細い月は、いつも、夕方に見えるものです。
私の好きな、埼玉県柏原の夕暮れの交差点です。さて観望を終えて、私もあの交差点を通り抜け、我が家に帰ります。
撮影場所:埼玉県狭山市上奥富
撮影日時:2007年03月20日 日没のころ
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