当麻喜明

我が家の十三夜

2017年11月 6日 | 当麻喜明 | Comment0

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11月1日は「十三夜」でした。満月ではないのに、ずっと愛され続けてきたお月見の月です。秋のほど良い高さに南中する月は観望しやすく、窓を開けても心地よい風が入るこの季節だから、月見の文化が集中するのですね。

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京都市伏見区伊藤軒さんの「うさぎ」という和菓子をいただき
ました!


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お月見をして、栗ご飯を食べ、抹茶と和菓子を頂いたのです。


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旧暦8月15日の月を「中秋の名月」中国から伝来した文化です。
旧暦9月13日の「十三夜」は日本独特の月見文化らしいです。

中秋の名月はお供えの一つ、里芋などから「芋名月」。
十三夜には、栗や豆をお供えするので「栗名月」「豆名月」
とも呼ばれる名月です。


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天気の落ち着いたこの頃の月ですから、観天望気のことわざに、
「十三夜に曇りなし」というのがあります。

この日の月には、ときどきかかった高層雲のせいで月光冠が
現れました。青を挟んで、オレンジが二重になった珍しい
月光冠でした。


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本来、月の見える縁側に栗や豆を飾ってお月見をするので
しょうが、なんか私に抹茶と和菓子をお供えしてもらったよう
でした。1000年以上前から、中秋の名月と十三夜は、この国では
両方見るものとされてきました。片方だけの月見を、わざわざ
「片月見」と、言うくらいですから。

私は今年、両方の月見が出来たので、なんかちょっと幸せの
予感です!


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