1日は火星と海王星のニアミス!2日は月と金星の接近、3日は月と火星の接近。新年スタートの夕景から目が離せません。しかも天候穏やかで全て観察出来ました。
Pentax K-1 + PENTAX100SDUFⅡ
1日、右下から左上に月・金星・火星と並んだ今年初夕景。
月齢3.1のたいへん細い月でした。三日月です。
このとき、月から地球を見ると、太陽に正面から照らされて
満地球(満月?)と言ったところです。眩しい地球に照らされて
月の影も明るく見えます。地球照(ちきゅうしょう)です。
この日のスター、火星と海王星です。400mmフルサイズの
画角では、二重星のアルビレオに似ています。トパーズの火星と
サファイヤの海王星が、惑星という絆を示しました。
露出に間隔をあけて、合成しました。
2日の月は金星まで移動しました。
冬の夕方、西空には秋の星座が残っています。矢印は秋の
淋しい一番星、南のうお座のフォーマルハウトです。
2日、月と金星の日周運動。
月と金星のクロ―ズアップ。
この日の地球照。
火星と海王星は、一日でこれだけ移動しました。海王星の位置は
それほど変わっていませんが、火星の動きが速いのです。地球に
近い、水星・金星・火星は日々位置が変わるのを実感できます。
車窓風景の遠い山が海王星、近くの電柱が水星・金星・火星に
見立てられます。
少し拡大・・・海王星が見つかりますか?
3日、さらに動きの速い月は、火星まで移動して見えました。
16時50分、月のご飯粒みたいなのが火星です。
16時50分、17時30分、18時20分、火星から離れていく月です。
火星の上に見える星は、みずがめ座λ(ラムダ)3.8等星です。
日々、月は満ちていきます。主役は月本来の地形に移ります。
しぶんぎ座流星群の極大も過ぎ、次のお楽しみは9日深夜の
アルデバラン食ですね。
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