市街地でも月や惑星の観察は楽しいものです。暗い空ではなく、見え方にハンデはあるものの、カレンダーに入れてその日が来るのを楽しみに待っています。
Pentax Q7 + K-01 & K-5Ⅱs & K-1 + PENTAX 100SDUFⅡ
Pentax Q7 + PENTAX 100SDUFⅡ(400mm F4)で写した月。
アルプスの谷もくっきり見えます。
月と木星は、14日より翌15日の方が接近して見られます。
これは14日の月と木星です。
15日明け方の、火星・土星・アンタレス。
後半に、少し工夫した撮影画像を加えています。
夜明けの空でわかりました。この日の天体が少し滲んでいたのは
こんな雲のせいでした。
15日、月は木星に4°位の所を通過していきました。薄い雲に
冠がかかりました。月齢9。
人間の眼はラチュードが広く、肉眼でも月の模様から木星まで
いちどに観察可能です。フィルムやデジタルに限らず、写真は
ラチュードが限られるので、カメラ側に記録するときは、
その明暗差を実感します。
4月17日、約一か月前にも月と木星の接近がありました。
この時の月は月齢10.
5月19日、火星・土星・アンタレスがつくる三角形です。
デジタルで星を写すと、シャープになり過ぎて星が目立たなく
なることがあります。
そこでこんな画像を写しました。Kenko Proソフトン(B)で
星像を滲ませました。一番明るいのが火星、左下がさそり座の
一等星アンタレスです。
20分間の日周運動。さそり座の一等星アンタレスは「火星に対抗」
アンチ・アレースするものが語源です。確かに赤さで勝負です。
19日、NHKラジオ深夜便を聴きながら天体写真を写していました。
月があり、しかも所沢は東京に接している「光害」地帯です。
アンタレスとM4です。
いて座のM22。少しつぶれた球状星団です。
こと座のM57、リング星雲です。どこ??
ここにあります!
M27、亜鈴状星雲。天頂近くの撮影です。星の数はぐっと多く
なります。
さて、光害真っ只中の星野です。M8、20、21・・・
いて座の中心部、南斗六星の柄杓の柄のあたりのカラフルな場所
です。こんな画像と、暗い空で見た夏の天の川の記憶を思い出すと
やっぱり自宅で天の川が見られたらなあ、と思います。
銀河ロス、天の川ロスです。
再び月と木星の接近、我が家からだとこれが南の空になります。
いつか、夜の暗さが戻るときまで、ここに天の川が横たわる景色を
想像して待ちましょう。
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