今回の日食観察の自作機材等を紹介します。まず参加者がメガネ待ちで我慢できず、直接肉眼で見ることは絶対に避けなければいけません。ざっと800近いセット数を合理的に作製する良い方法はないでしょうか。さいわいカッターや、丸い穴を開けられるパンチなどは身近にありました。
Ricoh GRDⅢ
簡単にデザインされた型紙には、日食の経過時間が印刷されています。
二つ折りにして穴を開けていきます。
アストロアーツの簡易減光フィルター(B5版)は、あらかじめ
手押しカッターで切っておきます。のり付けだけでは内部でずれる
危険があり、テープでも留めておきます。
あとはのり付けし完成です。
結局800個以上製作し750個以上は配布されました。
のべ100人以上の生徒がかかわり、活動できたのも効果的でした。
5月11日には製作完了し、あとは実際に使用させ安全指導と
注意書をそえて配りました。
安全指導後の使用練習です。
当日の観察風景です。安全に導入し観察していました。
既に報告済みですが、ビクセンから頂いた「ソラスコ」を10本製作し
使用しました。
同じ原理の手作りピンホール望遠鏡。
これらの機材が整っていたことが、今回の観察会の
成功の鍵だったと思います。
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