信頼している NHK の天気予報でも「雲間の」日食になりそうな気配でした。西からやって来る低気圧や、そこに吹き込む太平洋の湿気のある風が「雲」をつくり、さらには上空が日食中の気温低下により露点を越えたら「日食雲」が発生します。これが極普通の24時間後の天気の予報につながります。さて・・・
Pentax K5 & K7 & Lumix G2
天気のことなのですが、気象予報士さんは謝っているような。
さて、当日の朝は「かなり行けそうな」予感。
観察会のきっかけは、(株)ビクセンからの「日食メガネ」の寄贈でした。
メガネ50セットに、ピンホール望遠鏡10セットを提供して頂きました。
本校では360名以上の生徒と20名の保護者の方が参加しました。
これに私たち職員が参加しますから400名規模の観察会です。
一番乗りの方はニュースで知った地域の方でした。
本来末尾での謝辞をここで述べておきましょう!
この日まで黙っていた秘密の仕掛け。
本校の合い言葉「小手中魂」が現れました。
日食経過と前後しますが、メタセコイヤがつくった「木漏れ日」の日食。
日食の始まりから終了までは2/3で報告します。
日食途中の日光冠・・・ひょっとして日食雲??
参加者から、影がぼやけて見えると報告がありました。
リング状のスポットライトで二線ぼけのような影が出来るか
今度実証してみましょう。
金環から部分日食にかわっていくと、影はしっかりした輪郭を持つ
コントラストになりました。
今度は「変なアリ」がいますと報告が届きました。
脚が8本なので変なのですが、クモ類なら普通です。
アリグモの仲間でした。(見たかったクモでラッキー!!)
機材を片づけていたときの空。実は案外雲は出ていたのです。
おまけに暗い雲が太陽から抜けたら、暈が見えました。
観察できたのは一隅のチャンスだったのかも知れません。
当日の午後、少し早すぎる巣立ち雛が保護されてきました。
落ちた巣を捜して戻すのが鉄則ですが、広く捜してもこの子の家は
見つかりませんでした。日本最小のキツツキ「コゲラ」です。
日食観察準備の時には大きめのコゲラを見ています。あまりの偶然・・・
なんだか全ての事象が終わって欲しくない一日でした。
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