当麻喜明

2012年金環日食観察記1/3

2012年5月23日 | 当麻喜明 | Comment0

00.JPG 2012.5.20 NHK no tenkiyohou

信頼している NHK の天気予報でも「雲間の」日食になりそうな気配でした。西からやって来る低気圧や、そこに吹き込む太平洋の湿気のある風が「雲」をつくり、さらには上空が日食中の気温低下により露点を越えたら「日食雲」が発生します。これが極普通の24時間後の天気の予報につながります。さて・・・

Pentax K5 & K7 & Lumix G2


01.JPG

天気のことなのですが、気象予報士さんは謝っているような。


02.JPG

さて、当日の朝は「かなり行けそうな」予感。


03.JPG

04.JPG

観察会のきっかけは、(株)ビクセンからの「日食メガネ」の寄贈でした。
メガネ50セットに、ピンホール望遠鏡10セットを提供して頂きました。
本校では360名以上の生徒と20名の保護者の方が参加しました。
これに私たち職員が参加しますから400名規模の観察会です。
一番乗りの方はニュースで知った地域の方でした。
本来末尾での謝辞をここで述べておきましょう!


05.JPG

この日まで黙っていた秘密の仕掛け。


06.JPG

07.JPG

本校の合い言葉「小手中魂」が現れました。


08.JPG

日食経過と前後しますが、メタセコイヤがつくった「木漏れ日」の日食。


09.JPG

10a.JPG

11.JPG

日食の始まりから終了までは2/3で報告します。


12.JPG

日食途中の日光冠・・・ひょっとして日食雲??


13.JPG

14.JPG

参加者から、影がぼやけて見えると報告がありました。
リング状のスポットライトで二線ぼけのような影が出来るか
今度実証してみましょう。


15.JPG

金環から部分日食にかわっていくと、影はしっかりした輪郭を持つ
コントラストになりました。


16.JPG

17.JPG

18.JPG

今度は「変なアリ」がいますと報告が届きました。
脚が8本なので変なのですが、クモ類なら普通です。
アリグモの仲間でした。(見たかったクモでラッキー!!)


19.JPG

20.JPG

機材を片づけていたときの空。実は案外雲は出ていたのです。


21.JPG

おまけに暗い雲が太陽から抜けたら、暈が見えました。
観察できたのは一隅のチャンスだったのかも知れません。


22.JPG

23.JPG

当日の午後、少し早すぎる巣立ち雛が保護されてきました。
落ちた巣を捜して戻すのが鉄則ですが、広く捜してもこの子の家は
見つかりませんでした。日本最小のキツツキ「コゲラ」です。

日食観察準備の時には大きめのコゲラを見ています。あまりの偶然・・・
なんだか全ての事象が終わって欲しくない一日でした。

コメントする

公開されません

← ホーム  ↑ トップ