3月5日の啓蟄の日に朝から冷たい雨が降り続けました。春になる産みの苦しみのように、大気は冬と春を行ったり来たりしています。「春に三日の晴れ無し」「三寒四温」。午後遅く雨が上がり、夕方ほんの僅かな時間だけ暮れた深いコスモブルーの空が見えました。
Pentax Q & Lumix G2 & Ricoh GRDⅢ
20時頃の月は光冠がまとい、それを撮していたのですが、西に空いた空に
金星と木星の姿がありました。
地球から遠く動きの遅い木星に、近い金星が見かけ上追いついてきたのです。
それより前、18時30分頃の雨上がりの空には冠に彩られた月が見えました。
19時30分頃の月の冠は二重から三重になった見事なものでした。
時間と共に色合いと深さが変化して・・・
20時前に西にぽっかり星空が垣間見られ、初めの2枚の画像に続きます。
実はこの撮影の、ほんの少し前が「見事な美しすぎる二重の冠」だったのですが・・・
三脚に固定していたカメラを交換している間に、光冠が崩れてしまいました。
月は日増しに満ちてきて夜を照らします。気温もぐんぐん上がるようです。
こんな見事な夕暮れも、きっとまた見られるに違いありません。
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