低い高度の天文現象を見るには、高いところが一番です。そこの借景が美しければさらによいです。ここは南天に低いカノープスを見ることが出来ます。これを見れば長生きが出来るという「南天老人星」です。しかし今日の目的は天体接近ショーです。
Pentax K5 + DA18-55mm
西武園の展望台・・・その昔は「ロケット展望台」といって
東京タワーのような鉄骨スケルトンなデザインでした。
夜の観覧車。
これも巨大なもので、充分タワーと呼べる高さです。
11月26日 17h05m
翌日の金星と月の接近を、ここで見ようと出かけました。
紅の富士ぼらけを撮そうとしたら、私の主役は富士から月にかわりました。
見えるとは思いもつかなかった、月齢1.2を確認できました!
こんなダイエット・ムーンははじめて観ました。
(これを含む以下3枚はクリックで少し大きくなります。)
11月27日 17h27m
本題の月と金星の接近です。
薄く雲がかかり、観望は出来ないかと思いましたが確信はありました。
虫仲間のてんとう虫さんともお会いしたので楽しい観望会になりました。
太陽が沈んだあと、西空の明るさと月や金星の明るさのバランス、
それに今回は雲の影響があったので、見え出すまでの時間は
ワクワクして待ちました。
その日の昼間の観察ではムラサキシジミが印象的でした。
撮影中ひらひら舞って葉の上にとまりました。
多分、ここは彼のこの冬を過ごす越冬場所です。
冬は翅を閉じて、仲間と数頭ずつ葉の裏で逆さになって過ごします。
天体ショーの後も観察をしましたよ!
近くの天神様に集まる蛾を観に行きました。
寒かったのか、街灯そのものの左と、右のフレームに
マエアカスカシノメイガが、くっついていました。
これも接近ショーでした。
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