当麻喜明

3月20日の月-今年最大の月

2011年3月23日 | 当麻喜明 | Comment[2]

01.jpg SMC PENTAX - M 1:5.6 400mm + Pentax K5

月と地球の距離は、僅かに正確な円軌道からずれているので変化します。
20日の満月は地球に今年最近のために、今年最大の満月になりました。平均距離380,000Kmに対して、356,581Kmだったのです。これに生物たちは気が付いたでしょうか。潮汐活動にも変化があったでしょうか。


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実際には月は薄い光冠の中でしたから、僅かに滲んで見えました。
私は、このような光芒の中の月が好きです。


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少し引いてみると、周辺の雲は変化に富み、月も雲の中です。


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月の周辺にも同心円の光学現象がみられます。
オレンジ色の光の淡い輪が見えます。


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そして月の水平から上部に、暈がうっすらみられます。

観察していたら、空が騒いでいるような不思議な感覚を感じました。
撮影は21日で、満月翌日です。

2月の満月の時は、ヤマアカガエルの産卵がありました。
3月の満月では、なにか生物の動きがあったでしょうか。
日本近くの地殻に、少し大きなひずみが伝わって
しまったでしょうか・・・

Comments [2]

No.1

今、外は雪です。吹雪いています。雪国とはいえ、こんな時期に吹雪きなんて、めずらしいことです。でも、雪はふんわり春の雪。
こんな雪の日でも積雪が消えて地面がでたとこに水仙の芽発見。


ここしばらく夜空を見上げたことなんてなかったわ・・・。
こういう時はお月様より、暖かい太陽に気がいきますからね。

toma先生にお聞きしてみたかったの。地球の内部の地殻変動は
天体にも関係があるのかって、何かの力が作用することがあるのかって。

No.2

こちらも最近雪が舞って、春近しです。
かなり前に「惑星直列」で天変地異が・・・と話題になったことがありました。これは地球にあたえる影響は皆無でしょう。

しかし月と太陽の影響は「ないとは言えない」と思います。地球は月と太陽に引っ張られています。特に月は惑星の衛星としては、特異的に大きくて近いです。満月や新月の時は、この引力の方向が正反対だったり、重なったりしますから気にしていました。

他の惑星の衛星(木星のイオなど)で発見された火山活動のエネルギー源は、母惑星と衛星の潮汐作用が原因だと言われています。

新しいコラムに桜のつぼみの画像をのせました。
太陽には核融合ですが、生き物のような命を感じます。
月はその太陽に照らされているだけですが、
妙に親近感があって朝な夕なに見るのが好きです。

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