当麻喜明

オリオン付近の名所鑑賞-SCOPELIFE BORG 101ED

2010年2月 7日 | 当麻喜明 | Comment0

UNITRON の鎮座していた特等席に、SCOPELIFE BORG 101ED が座りました。接眼部は延長筒と鏡筒の間にYUETU-27g を、ヘリコイド先端(内部で見えない)に ITリングが挿入されています。重い機材が接眼部をシーソーのようにたわませることをテコの様な仕組みで耐えさせてくれています。では夕食前の撮影です。



SCOPELIFE BORG 101ED + BJ-41L & CONTAX SL300R


f2.JPG

接眼部の組み合わせ、カワセミブルーのパーツが YUETU-27g です。

1.JPG

三つ星近くの「馬頭星雲」(1500光年)です。暗くデジカメでは写りにくいのですが、かろうじて写ってくれました。我が家の観測所でも、撮せることがわかったので次回はもう少し浮かび上がるようにHαフィルターで長時間撮影を試みます。丸いしみのような斑点はフィルター上の塵です。さっそくクリーニングしました。

2.jpg

お馴染みのM42(1300光年)です。露出をかけると中心部が白く飛ぶので、思い通りに仕上げるのは意外と難しい対象です。多くの画像が手元にもあるので、新しい鏡筒のテストなどにも利用している対象です。APSデジタル一眼などでは、イメージセンサーが BJ-41L より大きいので相対的に星像は小さくなります。このイメージより星は5分の1くらいになるはずです。

3.JPG

M1(7200光年)カニ星雲です。カラー化はしていません。これも、こんなに写るとは思わなかったので次回作に期待してください。

4.jpg

撮影してみたい対象が、後から後から昇ってきます。まだ少し低い位置ですが獅子座のM65とM66(共に2900万光年)です。これのみ銀河系外になります。

夕食が出来たようです。
今日は「カレー鍋」です。

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