こうのとりの大気圏再突入を確認しました。初めて観察する現象なので、撮影より眼視に集中しました。半分、見えるとは思わなかったのでカメラはスマホのみでした。
iPhone 8
JAXAホームページに公開された再突入軌道図。今までのISS
観察から、これが夜明け前なら観測が可能です。
再突入6時40分、日の出は6時11分ですから観測は微妙です。
しかも火球になる高度は10度以下ですからさらに微妙です。
6時25分の南東の空。
6時30分ごろ、飛行機雲のような白煙が突然現れました。これは
偶然の航空機のいたずらの様に感じたのですが、直後フレアが
起こりキラリと光点が認められました!
画像は6時33分、気が付いて確信した後にスマホで写しました。
こうのとりの帰還と思われます。
6時34分。
「こうのとり」は国際宇宙ステーションに物資を届ける日本の
補給船です。今回は、無重力空間で合成したたんぱく質の資料を
回収するため、カプセルを地球に届けました。
迅速に回収できるように小笠原近海での着水が試みられました。
初めてのミッションです。
(11/13追記 星ナビやJAXAのサイトに再突入画像が公開され
ません。私の観察したものと比較したいのですがまだ検証出来
ていません。)
(11/14追記 JAXAの投稿サイトに一報がのりました。私と同じ
スマホでの撮影で、イメージが似ています。ほっ!)
こうのとりが日本に帰ってくる前に、私は親しい友人から悲しい
知らせを受けました。訃報を発信した彼に、今日の朝焼けの写真と
こうのとりの帰還画像を送りました。
物理学の知られた法則に「質量保存の法則」があります。
大切なものは必ず質量も失われず、ただ姿を変えて帰ってくる
という法則です。
Comments [2]
No.1富田 五郎さん
当麻さん。今日は、富田です。
先ほどは電話連絡有難う御座いました。
早速拝見しました。
雲の中の微かなこうのとりの軌跡を良く発見できたと感心しました。
観測資料が無事回収されると良いですね。
tomaさんから 富田 五郎さんへの返信
確認は出来ないだろうと思っていましたが、確認できた時は感動しました。一瞬、フレアを起こし此処だよと教えてもらった風にも思いました。今後もこのコースの再突入なら観察出来そうです。カプセルは無事回収出来たのか気になりますね!
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