2月28日は、待ち望んでいた特別な朝でした。今年に入ってからずっと計算し続けていた「ISS Transit Prediction」、ISSの太陽面通過が自宅から観察できそうだったからです。
Lumix G6 + NIKKOR 300mm 1:4.5
朝は薄雲があり、太陽の光球はおぼろげでした。
前日の月、薄い雲は早々には消えそうもないですね。
いつもは美しい月光冠も、今回は恨めしい・・・
雲があっても、太陽の光球さえ確認できれば、ISSは
黒いシルエットで観察できます。
JAXAの予報サイトでは、3月9日まで目視で観察は
出来ません。
もう一つのサイト、「ISS Transit Prediction」によれば、
自宅直近で、待ち望んだ現象があることがわかりました。
しかも28日、土曜日の朝です!太陽高度も低く、ISSとも
距離は750km離れているのですが、中心帯の近くに自宅も
あり、観測室から観測が可能でした。
ソフトの予報精度も高く、ほぼ8:46:07(秒まで正確に!)
雲中の視界を一瞬横切っていくISSを眼視できました。
(Lumix G6 の動画から切り出した静止画を、比較暗で合成)
サブで試験撮影したK-5Ⅱsにも一コマ写っていました。
遠い、ISSなので「形」までは期待していませんでしたが、
黒点とは違う、人工物のようには見えます。
当日の夜には月も写してみました。
月面通過も、計算通りの時間と場所で観察できそうです。
今回は秒まで正確でしたから、高画素の静止画で連写の拡大撮影
も可能ですね。
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