惑星の通り道の近くを運行している月は、時々明るい天体と接近遭遇します。タイトル画像は木星と接近した、14日の月です。
Pentax K5Ⅱs
20日、 明け方5時頃の月。
地球照のある細い月の西には、スピカが輝いていました。
地球照(ちきゅうしょう)とは、地球に当たった太陽光が、
月の陰の部分を照らす現象です。
15日の明け方には、イリジウム衛星のフレアがありました。
22日のイリジウムフレアは、5時45分だったので撮影は明るく
なってくる空との戦いでした。
アルクトゥールスが右上に輝きます。この星が夕方
見えるころ、季節は春に移っています。
27日、5時22分の国際宇宙ステーション。あいにく、雲に突入
(本当は遥かに遠いのだけれど)して行きました。
雲が、アルクトゥールスを消さない程度に合成してみました。
明け方の雲は、動き始めた街の灯りを反射して明るく写ります。
本当は、雲は「暗中」「闇」を見せてくれるといいのですが。
富士の新五合目で、雲海が下界の灯りに蓋(ふた)をして、
恐ろしいくらいの闇が生まれたのを見たことがあります。
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