当麻喜明

星になった猛禽ーM16/NGC6611

2016年1月20日 | 当麻喜明 | Comment0

001.jpg 2016.1.19 haru ni tuzuku yuki

カタリナ彗星の観察を兼ねて、いくつか面白い天体の観察を続けています。カメラのノイズにとっては都合のよいことに、私の観察室は0℃に近いコンディションです。

BITRAN BJ-41L & Nikon D700 & Pentax K3 & K-01


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雪明けの空は完全には晴れず、凍えながら待つこと1時間・・・


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いつものカタリナ彗星です。


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クリーンな夕暮れ。富士山と大山、大山は丹沢山系の美しい山。
三角形の山容から、信仰の対象にもなっています。


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夕暮れ、まだ早い月。


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前回報告のチャバネフユエダシャクは、雪に耐え同じ場所に
じっとしていました。


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20日、北斗七星とカタリナ彗星。日周運動のラインと違う彗星の
固有の軌跡がわかるかと思いましたが、心眼で見えるか見えぬか。


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モノクロームの彗星像。


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極軌道に近い人工衛星のメインストリートです。明るい光跡は、
COSMOS 921 ROCKET 本体、1977年6月24日ロシア発です。
もう一つは、CZ-4 R/B 長征4号のブースターロケットかな?


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19日夜、わし星雲(M16 NGC6611)を写しました。シリウスの
北東にある散開星団と散光星雲が重なって見える天体です。
ベース画像はHαで撮像し、赤(Hα)、緑、青のフィルター
を通した三色でカラー化しました。


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近くのM46とM47も写しました。夏のペルセウス二重星団に対して
こちらは冬の二重星団と呼ばれています。明るい星団がM47です。
暗いM46の中には、惑星状星雲NGC 2438がみえています。
ワタシたちのキョリは、銀河系の中から外に向かって、壮大な
遠近感を感じています。


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昼の観察ではエナガの群れに会いました。


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今日20日も元気(?)なチャバネフユエダシャク。


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去年この木で観察したチャバネの子かな。


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イラガの繭発見!この繭は同じ色調のものが無いと言われるくらい
個性的なんだそうです。同じデザインがない彗星みたいです。

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