2016.1.13 masyumaro
15日は曇り空で、星空観察はお休みでした。カタリナ彗星は17日、地球最接近し北斗七星の柄杓星端をアルカイド、ミザールの下(南)を駆け抜けます。
BITRAN BJ-41L + SIGMA APO MACRO 150mm 1:2.8 & Nikon D700 + TeleVue genesis
13日撮影。SIGMA APO MACRO 150mm 1:2.8 SDM +
BITRAN BJ-41L(LRGB合成)
TeleVue genesis (500mm F5) + Nikon D700 で撮影。
望遠鏡は1988年製、クラッシクですが補正レンズ系にフローライト
光学系を使った高性能なものです。明るめと色彩重視の二画像で。
14日撮影。冷却CCDとNikonで。
M(メシエ)13とM57、ヘラクレス球状星団とリング星雲です。
明け方の空には夏の星座おなじみの星々が昇っています。
さて、SIGMA 150mm MACRO と冷却CCDでの撮影ですが工夫が
必要でした。絞りが電磁式でカメラと接合した時、絞りが閉じて
しまうのです。レンズ側の連動レバーにくさびのようなものを
噛ませて、F3.5位に固定しました。撮影対象はバラ星雲と
馬頭星雲です。
同じ画像をフィルターワークでカラー化しました。元々の画像は
強い赤いフィルターを通したHα撮影です。光害の波長を避けた
高感度なモノクロCCDを利用すると「所沢」でもこんな天体の姿
を見ることが出来ます。
カタリナ彗星が向かう「おおぐま座」には、見事な惑星状星雲や
銀河が多数あります。試験的にM97とM108を写しました。
M97は通称「フクロウ星雲」。目をパッチリ開いたフクロウ顔
です。左側のもやっとした白っぽいのは、裏山の枝です。
さて報告が遅れましたが、昨年12月2日マイフィールドで本物の
フクロウに出会っています。こちらは気まぐれですが、
フクロウ星雲ならいつでも見られます。
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