早朝の空が面白くなり連続観察しています。12月8日、薄い雲の中で月と金星が大接近。近くではカタリナ彗星も観察できました。
Pentax K5Ⅱs + PENTAX 100EDUF
太陽系の遥か果て、オールト雲手前からやって来たカタリナ
(C/2013 US10)彗星は、今後は太陽系の惑星に加速されて
太陽系外に飛び出していきます。(12.8 5h30m 撮影)
8日、接近中の月と金星。
この大接近ですが、アメリカでは金星は月に隠されており
金星食になっていました。日本の科学衛星「あかつき」は
金星周回軌道に入ったことが確認されました。
PENTAX 100EDUF(400mm F4)で撮影、トリミング。
9日、5h30。前後10分で月の色は僅かに変化します。
月齢28.4。11日が新月なので、明日は、もっと細い月になります。
明け方の景色の中に、
カタリナ彗星。暗い空で撮影された彗星にはイオンとダストの
尾が観察されています。この画像でも僅かに見えますね!
なんとか尾が見たい。強いコントラストをかけ、トーンカーブも
工夫しモノクロ反転処理を加えました。尾が浮かんできました。
カタリナ彗星は、たった一度きりの太陽への接近でした。
惑星が並び、月が加わり、スピカとアークトゥールスが交差し
火星のそばには歪な四角形の、からす座も見えます。
明日朝も、こんな星景を切り撮りたいです。
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