宇宙は広く、いつも何かドラマチックな出来事に満ちています。昨年末はアイソン彗星の増光に期待が集まったけれど、太陽の巨大な力に屈してしまいました。その後、ラブジョイ彗星が明るく長い尾をひいてくれました。そして今度は超新星です。
Televue jenesis & PENTAX 100EDUF
すでに前報でのせましたが、21日の発見時にこの種の天体としては
驚異的な明るさ(11等)でした。これは27日撮影です。
(我が家で私が気まぐれで1日前に発見も出来ました!)
この超新星(SN2014J)は露出をかけすぎると、M82銀河そのものの
明るさが増して見難くなります。このくらいが適正露出かも。
さて、イリジウム衛星も急な増光なら負けません。
これは1月6日に職場で撮しました。
12,13日には明け方の空に光りました。
24日の夕方も、北東の空で増光するイリジウム衛星が見られましたが・・・
2台のカメラ設定中に見え始め撮影は断念。旋回し横田基地に向かう航空機。
再び、25日に見た自宅でのイリジウムフレア。
前回とほぼ同じ位置でフレアが起きました。
2月1日2時50分頃撮したM81。超新星はこの銀河に近いM82の中に
発見されました。M82銀河内では恒星が爆発的に、スターバースト銀河と
言われるように生まれています。それはこのM81による潮汐力が原因らしい。
パープルフリンジが大きいので、使っていなかった鏡筒で撮しました。
PENTAX 100 EDUF F4 + Olympus OM-D E-M5 で撮影。
等倍ちかくまで拡大してみました。
恒星の材料である水素ガス雲の赤い発光の左側に、超新星が見られます。
この星の近くでは生まれたばかりの星も多く、そのような太陽を持った
惑星では「生命の進化」どころの歴史はないでしょう。
SN2014J にはかつて惑星系があったのでしょうか・・・
地球のような惑星で生き物も多彩だったのでしょうか。
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