当麻喜明

ラブジョイ彗星のある朝

2013年12月14日 | 当麻喜明 | Comment0

1200.JPG 2012.12.8 sora wo miru mado

大きく開いた天窓から、朝の雲を見たところです。11月中旬から、午前3時に空を見て、南東の空が晴れていれば彗星を見る日が続いています。アイソン彗星の姿が消えたのは残念ですが、ラブジョイ彗星が明るさを増して観察好機です。

Pentax K-01 & Televue Jenesis 10cm F5 + BJ41L + BJ30C


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アストロアーツの検索図です。これで12月いっぱいの位置が分かります。
ラブジョイ彗星は、小さな双眼鏡があれば肉眼でわかります。


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12月3日のラブジョイ彗星。
Nikon ED 300mm F2.8 に BJ41L というモノクロ冷却CCDを付けて
撮影しました。


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さて、面白いのは彗星ばかりではありません。4日の夕方、近くの神社を
歩いてみたら・・・


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ちょっと見かけない生き物に会いました。
キアシブトコバチかも知れません。面白い記事があります。


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柱に並んだ星々・・・カメムシが羽化していったようです。
今近くに多いのは、エサキモンキツノカメムシですが、さて?


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5日の彗星。


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さて,8日の観察は特に苦労しました。薄い雲が流れ
淡い彗星のイメージが時々隠されます。


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こんな悩ましい空が、朝までずっと続きました。


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しかし、ラブジョイ彗星は明るいですね。


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これがベストショットでしょうか。


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BJ30Cというカラー冷却CCDカメラと、TAMRON 90mm F2.5 MACRO を
組み合わせました。なんとも不思議な(好ましい)発色です。


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12月9日のラブジョイ彗星。


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10日は、久しぶりの雨でした。国際宇宙ステーションの飛行も見られる日
でしたが、諦めていたところ・・・日差しがメタセコイヤに差しました。


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上弦の月はおぼろに霞むも、急きょ撮したISSの拡大はまずまずでした。


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夜回り観察では、チャバネフユエダシャクとホソバハガタヨトウの姿。


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12月11日のラブジョイ彗星。

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彗星の一日の動き。
2013年の星のまとめは、このラブジョイ彗星になりそうだ。

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