当麻喜明

速報 0103P/ハートレイ第2彗星-所沢の夜空で

2010年10月18日 | 当麻喜明 | Comment0

電気店の上の巻雲/2010.10.16

16日の空は当(まさ)に運動会日よりの空だった。出かけた先で見た巻雲は綺麗だった。多めの過冷却の水蒸気か氷晶が、絶えられず落下し適当な風で飛ばされて出来るらしい。この角度から見ると尾をのばした彗星のようです。しかしこの雲の真下ではどう見えるのでしょう・・・

TeleVue ジェネシス 100mm F5 + BITRUN BJ-30C & Nikon D5000 + SIGMA 150mm 1:2.8 MACRO


02.JPG


多分この雲が真下から見た巻雲でしょう。

カールした薄い筋雲と雲の母体が重なって、これが巻雲とわからないかも知れません。
多分・・・これは巻雲です。

尾を引いた彗星も、その正面から見ると尾は母彗星の核に重なって見難くなります。


D5001.jpg


2010.10.18 ハートレイ第2彗星 SIGMA 150mm 1:2.8 MACRO + Nikon D5000
1h58mから30秒露出×4 iso800

所沢の空では iso800 で30秒でも露出オーバーです。
しかし中央にハートレイ第2彗星は写ってくれました。


03.jpg


モノクロの BJ-41L に比べ35万画素のカラー BJ-30C ですから画像はともかく
彗星の動きは止められるかと・・・

2分×5で撮像しましたが、地球に近く固有運動していきます。
彗星はやはり移動してしまいました。


04.jpg


2010.10.18 TeleVue ジェネシス 10mm F5 フローライト 1h57m-2h07m

また彗星核で合成しました。

画像上方に尾が伸びているようですが、巻雲を真下(正面)から見ているような
位置関係ですから、真綿のような彗星に写りました。

太陽-1憶5000万km-地球-1500万km-ハートレイ第2彗星
といったように、大まかにほぼ直線に並んでいます。


05.JPG

06.JPG


ステラナビゲーターでつくった今日(18日)の彗星の位置です。
ぎょしゃ座の小三角のすぐ側です。

多分お持ちの双眼鏡で見つかる明るさになっています。
挑戦されてみたらどうでしょうか・・・

雲は一晩中かかることもありますが、消えることもあります。雲がかからないときでも、
彗星のあるところだけにポツンとあるときもあります。

そんな時でも天気は「快晴」と表現されます。
しばらく寝不足の日々が続きます。

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