16日の空は当(まさ)に運動会日よりの空だった。出かけた先で見た巻雲は綺麗だった。多めの過冷却の水蒸気か氷晶が、絶えられず落下し適当な風で飛ばされて出来るらしい。この角度から見ると尾をのばした彗星のようです。しかしこの雲の真下ではどう見えるのでしょう・・・
TeleVue ジェネシス 100mm F5 + BITRUN BJ-30C & Nikon D5000 + SIGMA 150mm 1:2.8 MACRO
多分この雲が真下から見た巻雲でしょう。
カールした薄い筋雲と雲の母体が重なって、これが巻雲とわからないかも知れません。
多分・・・これは巻雲です。
尾を引いた彗星も、その正面から見ると尾は母彗星の核に重なって見難くなります。
2010.10.18 ハートレイ第2彗星 SIGMA 150mm 1:2.8 MACRO + Nikon D5000
1h58mから30秒露出×4 iso800
所沢の空では iso800 で30秒でも露出オーバーです。
しかし中央にハートレイ第2彗星は写ってくれました。
モノクロの BJ-41L に比べ35万画素のカラー BJ-30C ですから画像はともかく
彗星の動きは止められるかと・・・
2分×5で撮像しましたが、地球に近く固有運動していきます。
彗星はやはり移動してしまいました。
2010.10.18 TeleVue ジェネシス 10mm F5 フローライト 1h57m-2h07m
また彗星核で合成しました。
画像上方に尾が伸びているようですが、巻雲を真下(正面)から見ているような
位置関係ですから、真綿のような彗星に写りました。
太陽-1憶5000万km-地球-1500万km-ハートレイ第2彗星
といったように、大まかにほぼ直線に並んでいます。
ステラナビゲーターでつくった今日(18日)の彗星の位置です。
ぎょしゃ座の小三角のすぐ側です。
多分お持ちの双眼鏡で見つかる明るさになっています。
挑戦されてみたらどうでしょうか・・・
雲は一晩中かかることもありますが、消えることもあります。雲がかからないときでも、
彗星のあるところだけにポツンとあるときもあります。
そんな時でも天気は「快晴」と表現されます。
しばらく寝不足の日々が続きます。
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