ミュージアムショップでは、宇宙のかけらも買ってきました。鉄質隕石と石鉄隕石です。アルゼンチンのカンポ・デル・シエロ産鉄隕石、磁石の付いたディスプレー台にのっています。
LEICA SE4 + Ricoh GRDⅣ
噛み終わったガムを銀紙で包んだような・・・
鉄質隕石。マグネットにはしっかりくっ付きます。
カンポ・デル・シエロ「空の草原」隕石はアルゼンチンに落下
した隕石です。4000~5000年前のことだそうです。
鉄やニッケルからなる、隕石の母体に取り込まれたような
ガラス質の結晶。
細い柱状結晶の茶色い鉱物。トパーズのような顔つきです。
石鉄隕石として入手したもの。採集2003年、モロッコ、タウズ産。
タウズはサハラ砂漠北にあります。
詳しく観察すれば、金属鉄や熱でつくられたコンドリュール、
カンラン石や輝石、斜長石がわかります。
これは、我が家の屋上で採集した「流星塵」と思われる物体です。
大きさ25μくらい、25/1000㎜です。今年の1月3日採集です。
私はこの真球に近い青みを帯びた球体を、地球大気外からやって
来て流星になった物質が、大気との高温の摩擦熱で気化あるいは
プラズマ化して、再び凝縮したものと考えています。
6月14日の夜明け。
まもなく層状の雲の向こうに、今朝の太陽が顔を出します。
「空の草原」に降った隕石も、サハラ砂漠北部に降った隕石も
我が家に降った流星塵も、みんな太陽と呼ぶ恒星が、私たちの
太陽系に集めた、コレクションのほんの一部です。
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